活字中毒とカミングアウト

人と話をしている時、本のことを話題にするとインテリっぽく思われそうで、なかなかそういう話をできる人間関係を作ることができない。こういうのってかなり切ない。


ほんとそうなんだよね。本の話になると自論ををぺらぺらと取りとめも無く喋ってしまう。喋ってることを文字として打ち込んでみるとしたら、多分理論も破綻してそうな感じのなのも気に留めずにぺらぺらと…。それで相手が話に付いてきてないと分かると、自己嫌悪に陥ってしまう。


それに、趣味は何? と聞かれて、音楽です、読書ですとか答えると短絡的な答えだなぁ〜とか相手に思われてるんじゃないかと不安だしね。実際そういう答えをすると、話を膨らませにくいと思うし。だから、なかなかそういった話題を振ることができない。


そこで考えたのが、“私は活字中毒です”みたいなことを大胆にも言ってしまう。これは別に本のことを直接話題にしてるわけじゃなく、自分の特性を語ってるだけなので問題ないだろう。結構周りからの食いつきも良く、市民権を得られそうな気がする。なんとなく。



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