理系とオタクは相性がいい 「ねこ耳少女の量子論〜萌える最新物理学」


ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~


萌え本が進化!“理系×萌え”が新たなブーム
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090405-00000006-tkwalk-ent

なんと2か月で4万5000部を売り上げたのは、2/6発売の「ねこ耳少女の量子論〜萌える最新物理学」(500円)だ。


ねこ耳少女と少年のマンガを読み進めると量子に詳しくなれる、というこの本は、人気テレビ番組「たけしのコマ大数学科」の解説者で有名な科学ライター竹内薫さんが原作。萌え要素だけでなく、極力分かりやすくした内容も人気の理由の1つだ。


量子論微分積分の書籍は、最近人気で注目されている分野。理系とオタクは相性がいいので作りました」と話すのは、担当編集者。売れ行きは落ちていないそうで、順調にいけば10万部を突破する勢いだ。

去年話題になった元素周期 萌えて覚える化学の基本よりも、売れてる勢いはスゴイみたいだね。まあ安いもんねぇ、ワンコインだもん。学生さんには嬉しい価格。でも理系の本でこれだけ売れるっていうのは、萌えのパワーによる恩恵にほかならないでしょう。あと、SFオタクの人も買ってそうだ。


実際に、大学とかに持っていって副読本にしてる人っているんだろうか? 気になる。周りの女子生徒なんかは引くだろうねw やっぱりお家で楽しむ用だろうなぁ。


ちょっと思ったのは、萌えで興味を惹こうという考えは悪くないけど、萌えに興味がない人のために、量子論に興味を持ってもらうためのアイディアなんかは練ってないんだろうか、ということ。もしくは、そういうことを考えていくつもりはあるんだろうか。


正直、もういまさら萌えに走るのは安易に感じるんだけど。何もかもが萌えに頼っているような気がして、思考が停止しているように感じちゃう。もっと新しい仕掛けを考えていってほしいなぁ。一消費者の願いです。


ところで、あの黒い三角なのが、ねこ耳なのかな?





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