あさのあつこ 「10代にすすめる本は、シェークスピアなど古典」


バッテリー (角川文庫)


傷ついても信頼構築を 作家あさのさんがトーク 宇都宮でフォーラム
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20100213/282501

人間力」を高め、子どもの読書活動推進を図るイベント「うつのみや人間力向上フォーラム2010/子ども読書のまち宇都宮・市民フェア」(市、市教委主催)が13日、県総合文化センターで開かれ、小説「バッテリー」の著者で児童文学作家あさのあつこさんがトークショーを行った。会場には小中学生をはじめ約千人が詰めかけた。

人間力かぁ。いつも思うんだけど、「○○力」と名の付くものって、アバウトなものが多いよね。最近では「女子力」がその筆頭。


リア王 (光文社古典新訳文庫)あさのさんは「10代のきみたちへ」というテーマでトーク10代にすすめる本として、「シェークスピアなど古典を読むことをすすめる。10代で読んだ古典を大人になって読むと全然印象が変わってくる」と話した。

シェークスピアって1冊も読んだことがなかったり…。やっぱり若いうちに読んでおくべきものなんだろうね。「光文社古典新訳文庫」にもラインナップされてることだし、そのうち読んでみようかな。


10代へのアドバイスとして、「傷つくことは大人になると致命傷になってしまうが、10代の皆さんはさまざまなことにぶつかって傷つき、癒やされるという経験を積んでほしい。そういう経験の中で、人間同士の信頼関係を築いて」と訴えた。


ちなみに、あさのあつこさんは高校生が選ぶ人気作家“第5位”に選ばれており、伊坂幸太郎よりも人気で山田悠介にはダブルスコアで負けてます。

高校生が選ぶ、人気の作家1位は「山田悠介
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1001/19/news038.html


やはり小中学生の方が、あさのさん人気って高いのかもしれない。



それから、今年のセンバツ高校野球の“21世紀枠特別選考委員”なんかも、やっていたらしい。

第82回センバツ高校野球:32校、きょう決定
http://mainichi.jp/senbatsu/news/20100129ddm035050120000c.html

21世紀枠の委員は主催者のほか、ノンフィクション作家の佐山和夫、後藤正治、作家のあさのあつこの3氏も務める。

ほんとに野球が好きなんだね。



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