1Q84続編出ちゃうのか!? 村上春樹 「書く可能性はまったくないとは言えない」
「1Q84」続編「可能性ないとは言えない」 村上春樹さん3日発売の雑誌インタビューで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100701-00000549-san-ent
3日発売の季刊雑誌「考える人」(新潮社)に、作家、村上春樹さんがベストセラー小説「1Q84」の続編について「書く可能性はまったくないとは言えない」などと語ったロングインタビューが掲載される。
村上さんはインタビューの中で、BOOK3までの展開について「あの前にも物語はあるし、あのあとにも物語がある」と前後の構想があることを明言。「解き明かされてしかるべきことはいくつかあります」とした上で、執筆について「BOOK4なりBOOK0なりがあるかどうかは、いまは僕にも何とも言えない」「もう興味がなくなっているかもしれない」などと語った。
なにぃ!! もしかして続編が出ちゃうかもってやつですか!? やっぱり全部書き切ったという感じではないんだね、本人としても。「もう興味がなくなっているかもしれない」ということは、すでに書き出しているというわけでもないらしい。
正直、続きを読みたいかは個人的に言うと微妙なところなんだけど、これからどうなるのか注視していきたいと思う。
ちなみに、季刊雑誌「考える人」では以下のようなことが語られているとのこと。
考える人
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji.html
特集
村上春樹ロングインタビュー
[1日目]
一人称から三人称へ
『ノルウェイの森』のこと
僕と鼠の物語の終わり
歴史少年だったころ
物語の間口と奥行き
プリンストンヘ
「第三の新人」講義
『アンダーグラウンド』と『サハリン島』
『アフターダーク』と『1Q84』
『1Q84』はいかに生まれたか
クローズド・サーキット
手を握りあう
物語を掘りだす
文体が支える
B00K3
「1Q84」という世界
パラフレーズすること
[2日目]
プリミティブな愛の力
『静かなドン』から始まった
話し言葉と語りのカ
メタファーの活用と描写
B00K4の可能性
近過去の物語
十歳という年齢と偶然を待つこと
父的なものとの闘い
漱石のおもしろさ
芦屋から東京へ
心理描写なしの小説
自由であること、個であること
時間が検証する
十歳で読書少年に
芦屋のころ
一九世紀的な小説像
自我をすっぽかす小説
長距離ランナー
[3日目]
リスペクトの感情
古典の訳し直し
サリンジャー、カポーティをめぐって
カーヴァーの新しい境地
二〇世紀の小説家の落とし穴
アメリカの出版界
オーサー・ツアー
全米ベストセラーリスト
エルサレム賞のこと
短篇小説と雑誌の関係
今後のこと
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