宮部みゆきのレトリック、なにこれやばい
- 65 :宮部みゆきのレトリック:2011/05/09(月) 22:57:30.55 ID:?
- 走る
千賀子は走って社屋に駆け込んだ。オレンジジュースを二本買って、また 駆けて戻った。おつかいを言いつけられた子供のように。「返事はいらない」
それを聞いたとたん、修治は走りだしていた。短い距離だが、 ほとんど一歩で駆けつけたような感じがした。『スナーク狩り』
ハナキン 煩雑な日常は、切符と一緒に駅員に渡してしまった。あとはただ楽しめばいい。
鼻歌
もともと、鼻歌というのは、「喜び」「シアワセ」という複雑な人間機械の オプションであって、黙っていてもくっついてくるというものではないのだ。「ミルキーウエイ」
なにこれ。やばいだろ。読者の知的レベル同様の、、
- 66 :宮部みゆき(笑):2011/05/09(月) 23:01:08.03 ID:?
- 西部劇のなかに登場する、丸腰の人を背後から撃ち殺す殺し屋の笑いだった。「さよなら、キリハラさん」
保守党の選挙用CMに出てくる子役みたいな屈託のない笑い方をする。「ステップファザー・ステップ」
『ブラック・レイン』の松田優作のような笑い方をした。「ミルキーウエイ」
明るい笑い声がした。教室で不覚にも生徒の冗談に笑い出してしまった教師の ような
- 67 :吾輩は名無しである:2011/05/09(月) 23:11:31.32 ID:?
- >>65
これでやれてるんだからなあ
- 70 :吾輩は名無しである:2011/05/12(木) 12:48:54.50 ID:?
- >>66
これは酷いwこれなら比喩使わない方がいい
- 71 :吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 20:27:03.11 ID:?
- 宮部みゆきはやはりストーリーのひとでしょ。上に書いてあるようになんか長いのばっかだから短編好きにはきついが。 比喩は、イージーなものと、その逆にがんばってみました感の強い、いわゆる極端なものが多いね。まあエンタメ小説はレトリックは下手だよ。
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