「時間」についてのテキスト


時間マニュアル



225 :考える名無しさん:2011/06/08(水) 17:55:03.60 0 ID:?

またこれを貼ってみようかな。

「時間」についてのテキスト:
カントは「時間とは、直観の形式であり、主観が対象を受け入れる形式であって、物自体の形式ではない。」
ヘーゲルは「時間とは、空間の真理である。それゆえ空間は時間となる。時間は直観された生成であり、瞬間的である。」
ベルグソンは「時間とは、持続(瞬間)である。時間に連続性があるように思うのは、その原体験(純粋持続)があるからである。」
キルケゴールは「時間とは、瞬間である。それは永遠とは絶対の断絶にある。永遠からやってくるときだけ時間は瞬間として生きる。」
ハイデガーは「将来、過去、現在は自分の所まで戻るときに脱自する(時間があるというより時間になる)。時間性とは瞬間に時熟する有限性である。」
アウグスティヌスは「時間とは、現在のことである。未来は期待であり過去は記憶である。時間は現在しかないし、それは永遠でもある。」




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