第145回芥川賞・直木賞の候補作発表

第145回「芥川賞・直木賞」候補作決定
http://life.oricon.co.jp/89475/full/

日本文学振興会は4日、第145回芥川賞・直木賞（平成23年度上半期）の候補作を発表した。芥川龍之介賞候補には、今回で3度目のノミネートとなる本谷有希子氏の『ぬるい毒』と、4度目のノミネートとなる山崎ナオコーラ氏の『ニキの屈辱』をはじめ全6作。21歳の現役大学生・水原涼氏のデビュー作『甘露』も選出されており、大型新人の動向も話題を集めそうだ。一方、直木三十五賞候補には50歳で執筆活動をスタートさせ、こちらも4度目のノミネートとなった葉室麟氏の『恋しぐれ』を含む全5作。受賞作を決める選考会は14日、今回も東京・築地「新喜楽」にて行われる。

◇水原涼　　　　　　　　　　◇本谷有希子　　　　　　　　◇山崎ナオコーラ

芥川・直木賞：平成生まれの水原さん、芥川賞初候補　直木賞は島本さんら５人
http://mainichi.jp/enta/book/news/20110704ddm041040097000c.html

直木賞は、２０代から６０代までと幅広い。初候補は２人。そのうちの一人、島本理生（りお）さんは過去３回芥川賞候補になっており、ジャンルを超えてのノミネートとなった。

〈芥川龍之介賞 候補作品〉

• 石田千『あめりかむら』（新潮２月号）
• 戌井昭人『ぴんぞろ』（群像６月号）
• 円城塔『これはペンです』（新潮１月号）
• 水原涼『甘露』（文学界６月号）
• 本谷有希子『ぬるい毒』（新潮３月号）
• 山崎ナオコーラ『ニキの屈辱』（文芸夏号）

　　

　　

〈直木三十五賞 候補作品〉

• 池井戸潤『下町ロケット』（小学館）
• 島本理生『アンダスタンド・メイビー』（中央公論新社）
• 高野和明『ジェノサイド』（角川書店）
• 辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』（集英社）
• 葉室麟『恋しぐれ』（恋しぐれ）

　　

　　

本谷有希子、山崎ナオコーラあたりはいいかげんこの辺で取っておかないと、もう新人扱いされないんじゃなかろうか。

＞7/14追記

第145回芥川賞・直木賞の受賞作決定

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