日本人と刀


図解 日本刀事典―刀・拵から刀工・名刀まで刀剣用語徹底網羅!!



233 :名無し物書き@推敲中?:2011/09/17(土) 10:10:10.15 ID:?
022 名無しさん (2009/01/19(月) 00:10:35 id:spa7jcdM)

「武藝圖譜通志」の記述

 「倭軍と対陣すると、倭軍はたちまち死に物狂いで突進してくる。
 我が軍は、手に槍を持ち、剣を帯びていても、その剣は鞘を出る暇も無く、
 槍は矛先を交えることもできずに、凶刃のもとにやられてしまうのである」


程宗猷 「単刀法選」

日本刀法は神秘的だ。
左右への変化がすさまじく誰にも予測できない。
そのせいで槍を持ってしても毎回日本刀に負けてしまう。


戚継光 「紀効新書・長刀解」

此は日本の武士が支那に攻めてきた時初めてわかったことである。
彼らは舞うように動き回り、前方への突進力は光が閃くようで我ら明の兵は気を奪われるのみだった。
日本人はよく躍動し、一度動き出せば丈あまり、刀の長さは五尺なので一丈五尺の間合でも攻撃される。
我が兵の剣では近づき難く、槍では遅すぎ、遭遇すればみな両断されて殺される。
これは彼らの武器が鋭利であり、両手で振れる強力で重い刀を自在に用いているためである。


234 :名無し物書き@推敲中?:2011/09/17(土) 10:57:38.20 ID:?
024 名無しさん (2009/01/19(月) 02:20:24 id:spa7jcdM)

屈大均

日本人が全力で動くとき風のように漂って動く。
常に寡兵で陣に入って、たくさんの兵も抵抗できない。
その刀の使い方は、長い方で構え守り、短いほうで止めを刺す。
しゃがんでいるかのごとく低く移動し、決して下がらない。
相手が何人いようと対応する、日本列島の中だけの絶技である。



025 名無しさん (2009/01/19(月) 17:53:33 id:spa7jcdM)

揮刀如神より

「倭、性殺を好み一家一刀を蓄えざる者なく童にしてこれを習い壮にしてこれに精し。
故に短兵相接するは乃ち倭奴の長ずる所、中国の民の敵し難き所なり。
その嫌う所の物は火器のみ。
然るに多くの鳥銃手を擁して居ながら我兵勝てぬのは外でもない。
倭人は戦いに臨んで命を忘れるが、我兵はこれを臨んで即ち恐れ走るため、
その鉛子は地に堕ち、あるいは薬線が法なく、手震え、目眩み、天を仰いで空しく発する為なり。」



031 名無しさん (2009/01/20(火) 13:19:43 ID:1uhW.jLk)

FJノーマン「日本の戦士」1868

「両手を用いる日本の剣術は、ヨーロッパのどの国のFencingよりも格段に優れている」


235 :名無し物書き@推敲中?:2011/09/17(土) 10:58:32.20 ID:?
032 名無しさん (2009/01/25(日) 02:42:06 id:qyCrIBWw)

アーノルダス・モンタヌス「日本誌」

戦いは日本人の頗る喜ぶ所なり。
彼等の武器は鉄砲弓矢の外に刀あり。
刀は非常に能く鍛えられあればヨーロッパ流の刀身などは容易にこれにて切断せらるべし。



033 名無しさん (2009/01/28(水) 03:00:00 id:kdlW/fK6)

戦国時代は槍が主で刀もほぼ3尺未満というのが定説になってるが
朝鮮出兵のときの明や朝鮮王朝の記録だと当時も野太刀サイズを使う武士が存在してるみたいだな
しかも一人二人ではなく軍隊全体で四尺程度の野太刀サイズを使ってるみたいだ。
日本本国での戦い方と対外国で戦術や武装を変えてたんだろうな。
まあ相手に合わせて武器や戦法変えるのは当たり前か。
特に荒地や湿原での戦いでは日本刀は圧倒的だったらしい



037 名無しさん (2009/01/30(金) 17:42:12 id:vqnrPnAo)

馮夢龍「楊八老越国奇逢」

倭寇の布陣は変化が多く、
法螺が鳴ると、胡蝶の陣となって突撃するかと思ったら、たちまち長蛇の陣に変えて去っていく。
頭目が扇をふるうと、兵卒が息を潜めて姿を消したかと思ったら、
忽然と刀を振りまわして切りこんでくる。


236 :名無し物書き@推敲中?:2011/09/17(土) 11:00:40.94 ID:?
041 名無しさん (2009/02/01(日) 05:41:34 id:EUHPcibY)

Edouard Suenson 「日本素描」1869年

 [[日本刀を完璧に扱える日本人は、刀を抜いたその動作から一気に斬りつけ、
 相手がその動きを一瞬の間に気づいて避けない限り、敵の頭を二つに両断することができると言われている。
 当然のことながら欧米人はこの武器を極度に危険な物と見なし、
 刀を抜きそうな素振りを見せた時にはその場で直ちにそのサムライを射殺しても正当防衛であるとしている。
 一瞬でもためらえば、自分の方が犠牲になるのは明白だからである」



044 名無しさん (2009/02/05(木) 01:36:18 id:GjYCrHwQ)

李氏朝鮮宰相、柳成竜「懲鋆録」

日本武士は歩兵で、打ち振る刀は、三、四尺におよび、鋭利無比のものであった。
武士はその鋭い刀を左右にはげしく打ちふるい、人馬の区別なく斬り伏せた。
全くその勢いには抗すべき道がなかった。
朝鮮王朝宣祖修正実録
天兵(明兵)短剣騎馬にして火器なく、道険しく、泥深くして馳テイする能はず
賊(日本武士)長刀を奮ひて左右に突闘し鋭鋒敵なし






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