ドイツは日本のように取次が大書店贔屓していることもなく全てに平等


ドイツ文学案内 (岩波文庫)



508 :無名草子さん:2011/10/25(火) 00:20:24.39 ID:?
ドイツは本当に凄いと思う。
日本のように取次が大書店贔屓していることもなく、全てに平等。
だから小さな書店であっても大書店であっても立場は同じ。
再販は18ヶ月のみ、原則的に買い切り制で無駄も少ない上、書店の裁量も大きい。
だから個性的な品揃えでも利益が出る。

そしてどんな書店で注文しても最低12時間以内、最高で3日以内に書店に入荷。
それをどんな業態の書店でも可能にしたのはネット端末。これによって書店間格差が
大きく縮まった。だからどんな田舎の本屋でも店に注文すれば翌日には入荷して来る
体制。これを実現した大手取次リブリは24時間体制で稼動している。
ちなみにそのリブリはドイツ国内のネット書店の発送業務も一手に引き受けているよ。
アマゾンドイツもここからの発送。ただし流通スピードが遅いのとDHLより本屋の方が

問題は電子書籍の普及がどこまで進むかによる柔軟な対応ぐらいか。

日本の出版業界もアメリカばかり目を向けることはないと思う。
国情に照らし合わせるとむしろドイツを見習う方がいいのでは?


509 :無名草子さん:2011/10/25(火) 00:26:51.08 ID:?
>>508
本やタウンの業務用端末を開発し積極的に中小書店に置いておけば
ネット書店と張り合うことも可能だったと悔やまれる。




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