イラン人「私はずっと自分が白人だと思っていたのに、欧米では白人と思われていないことにショックを受けた」


イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実 (新潮新書)



459 :名無し物書き@推敲中?:2011/11/19(土) 12:30:18.65 ID:?

春日孝之『イランはこれからどうなるのか』(新潮新書)より引用

イランの知識人との会話で、アラブ人との違いを鮮明にする意味で
「イラン人はアーリア系だが、アラブ人はセム系だ」という話を、
私はどれほど聞かされたかわからない。イランの隣国アフガニスタン
多数派民族パシュトゥン人も、アーリア人、インド人も多くはアーリア人だ。
しかし、イラン人が自らを「アーリア人」と称する時、念頭にあるのは白人の
ドイツ系アーリア人である。

(中略)

イスラム革命後、イランを離れて米欧に亡命したイラン人が書いたものや
インタビュー記事を読むと、「私はずっと自分が白人だと思っていたのに、
欧米では白人と思われていないことにショックを受けた」といった趣旨の
記述にぶつかることが珍しくない。

(中略)

シーバさんの説明ではこうなる。
「イラン人の肌はギリシャ人のように白っぽくて金髪もいる。アラブ人のように
黒っぽくはありません。イラン人はアラブ人に比べてあごが長く、鼻が高い。
目が大きく、彫りも深い。男は胸板が厚い。
一方のアラブ人は耳や手足が大きく身体的な均衡が取れていない。
多くは歯並びが悪くて見苦しい。イラン人は清潔好きで……」




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