作家の逸話


おもしろ古典 逸話集


1 :吾輩は名無しである:2011/09/11(日) 23:53:06.30
古今東西問わず、作家の逸話をひたすら羅列していくスレ


例えば・・・
谷崎潤一郎吉井勇泉鏡花と鳥鍋を囲んだとき、
無頓着な谷崎は「半煮えくらいがうまい」といって次々に鳥を引きあげてしまうので、
火の通った肉しかこわくて食えない鏡花は
「ここからは私の領分だから手を出すな」と鍋に線を引いたという。




2 :吾輩は名無しである:2011/09/12(月) 00:48:18.67
石原慎太郎太陽の季節」が文学界新人賞作品なのに新潮社から出版された経緯、あ、いいか。。  



19 :吾輩は名無しである:2011/11/20(日) 23:17:34.24
>>2書籍化より先に映画になるのが決まったからシンタロが焦って、一番早く本にしてくれる新潮社に持ち込んだんだよね


3 :吾輩は名無しである2011/09/13(火) 17:32:14.49
漱石の五高教師時代
着物に片腕をひっこめたまま授業を受けている生徒がいた。
教壇にいた漱石は、腕を出せと注意した。しかし、生徒はそれでも腕を出そうとしない。
頭に来た漱石は、激しく叱責した。
すると、本人だったか、隣の生徒だったかが、
「腕がないのです」と申し出た。
漱石は、「私もない知恵を絞って授業をしているのだから、君もない腕を出して授業に臨みなさい」と言った。

うろおぼえだけどこんな逸話あったような気がする。




6 :吾輩は名無しである:2011/11/13(日) 00:28:42.05
伊集院静は取材やインタビューで撮られる己の写真を、全部自分で
チェックしないと気がすまないお茶目さん
さすがなんちゃって無頼派




11 :吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 14:25:43.75
あまり知らないんで有名どころですまない

芥川龍之介はヘビースモーカーで1日180本を吸っていた。
ついでに巨チンで有名だった。
潔癖症のあまり風呂嫌いだった。

ドストエフスキー筆まめで手紙には結構おちゃめなことを書いている。
まさか死後にあそこまで調べつくされるとは思ってもいなかったようす。

妻のアンナはドストの大ファンで、速記依頼の際、ドストが来訪する日があり、
緊張してずっと待っていたけどドストは何時間も遅刻した。
言い訳は「この辺りは分かりにくくて道に迷ってしまいました」


松本清張が小説研究十六講を愛読していたのは有名だけれども
芥川賞をとった後に十六講を執筆した木村氏の家を訪ねた際、
木村氏は松本清張の存在すら知らなかった。
その上、アポもとらずに取材にきたと勘違いしたまま終わっていたのでかなり無愛想だったとか




9 :吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 12:52:50.87
百鬼園先生は鰻の蒲焼が好物で、毎日昼時になると近所の鰻やから蒲焼が届くようになっていた。

毎日うなぎって・・・




15 :吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 18:50:15.50
>>9
最近死んだ北モリオのとうちゃん?爺さん?ちょっと名前失念だが、かの人も
ウナギ食うと覚醒剤なみにブチ上がったそうだね




14 :吾輩は名無しである2011/11/15(火) 18:47:14.98
開高健は、川に流した自分のウ○コを即座に豚に食われ何らか悟った。



17 :吾輩は名無しである:2011/11/16(水) 12:07:14.02
>>14
川の中に豚がいるか?
よーく考えろよ。
豚が川に浸かってたら河豚になってしまうではないか。





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