第146回芥川賞・直木賞の受賞作決定

芥川賞円城塔さんら2人 葉室麟さんに直木賞
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011701002291.html

第146回芥川、直木賞日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞円城塔さん(39)の「道化師の蝶」(群像7月号)と田中慎弥さん(39)の「共喰い」(すばる10月号)、直木賞葉室麟さん(60)の「蜩ノ記」(祥伝社)に決まった。

芥川龍之介賞

  • 円城塔道化師の蝶』(群像七月号)
  • 田中慎弥共喰い』(すばる十月号)


群像 2011年 07月号 [雑誌] すばる 2011年 10月号 [雑誌]



直木三十五賞


蜩ノ記



芥川賞の円城・田中さん、経歴・作風が好対照
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120117-OYT1T00981.htm

芥川賞は、経歴・作風とも対照的な2人のダブル受賞となり、黒井千次選考委員は「現代的で知的な作品と、いささか古めかしい作品の両極」と評した。

円城さんは札幌市出身。理論物理で東大博士課程を修了した後、任期制の研究者生活に。「次の仕事が見つからず、食べるために」小説を書き始めた。

田中さんは山口県下関市生まれ。下関中央工高卒業後、「ほかのことができず」、谷崎潤一郎三島由紀夫などを読みふけりながら、20歳頃から毎日、あてもなく何かを書き続けた。05年に新人賞を受け、実家で母親と暮らす。

田中さんのことはさすがにニートだという表現にはしてないみたいだね。



芥川賞円城塔伊藤計劃の遺した物語を継ぐ」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw179903

円城氏は、受賞後の初作品として2009年に亡くなった作家・伊藤計劃氏の未完作品を発表するという。

これは非常に気になるなぁ、楽しみにしたい。



都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる」 田中慎弥さんの受賞会見
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120117/art12011723490012-n1.htm

4回も落とされたので、断るのが礼儀といえば礼儀。でも私は礼儀を知らないので、(芥川賞を)もらうことにした。断って、気の小さい選考委員−都知事が倒れて都政が混乱してはいけないので。都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる。もう、とっとと終わりましょうよ

動画でも観たけど、ほんとはすごく欲しかったんだろうなという感じに見えたけどなぁ。というか、こんな39歳イヤダ。。パフォーマンスかもしれないけれど。




そにれしても、またしても恩田さんは受賞できなかった。やっぱり直木賞はなんだかんだで時代小説が強い気がするね。




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