中学のとき、なんか普通の漢字を妙に難しく読む奴がいた
中学のとき、なんか普通の漢字を妙に難しく読む奴がいた。
厳格の厳をわざわざ「いつく・・・何だろ?」とか言ったり。
あるとき理科の時間で「太陽の黒点は・・・」と書いてあるところを
読むように言われ、そいつは「太陽の ほ く ろ の・・・」と読んだ。
「いや、『こくてん』だぞ?」と先生は言うも、
「これはほくろって読むんです!」とかなり得意気に大声で何度も主張。
アホだった俺は(へ〜これってほくろって読むんだ、○○すげ〜)なんて思ってた。
尚もそいつは「黒点=ほくろなんて常識の範囲だよw」みたいなこと言ってた。
そこにクラスの秀才が一言、「『ほくろ』は『黒子』だよ」
そいつは一瞬固まるとそのまま着席、次の日からあだ名は「黒点」になってた。
太陽黒点 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
posted with amazlet at 12.03.30
【関連記事】