月刊アニメージュで『風の谷のナウシカ』を連載すると決まった時、実は宮崎駿は四面楚歌だった
よく覚えてるけど、宮崎駿が月刊アニメージュで風の谷のナウシカを連載すると決まった時は、
実は宮崎駿は四面楚歌だった。
それというのも、カリオストロの城が興行的に失敗し、リトリニモの監督も降板させられ、失業中だった宮崎駿は、
取材や講演を膨大にこなし、エラソーなことを喋り捲った。業界人やそれまでのファンが引くくらいに、アニメ論をブチまくった。
その結果、宮崎は口ばっかりで何も作らないと、揶揄されることとなった。
そういう状況下で開始されたのが、漫画版風の谷のナウシカだった。
読者はお手並み拝見と言う気持ちで初回を読んだのだが、あまりのクオリティの高さに気絶しそうになった。
現在の大友がこの状況に酷似していて恐ろしい気持ちがしている。
対談やインタビューでエラソーなことばかり言って、若手作家や信者たちに崇拝されていい気になっている大友が、
今度の新連載で、読者を気絶させるほどはいクオリティーな作品を提出することができるんだろうか。
GENGA - OTOMO KATSUHIRO ORIGINAL PICTURES -
posted with amazlet at 12.04.22
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