安部公房「僕はチェコにいつか亡命するつもりだつた」


砂の女 (新潮文庫)


116 :吾輩は名無しである:2012/01/30(月) 17:34:16.98

この間、安部公房君と一晩ゆつくり話し、彼が、
「僕はチェコに夢をかけてゐた。チェコにいつか亡命するつもりだつた。夢が砕けて悲しい」
と言つてゐた言葉が心を搏ちました。

三島由紀夫
昭和43年9月24日、ドナルド・キーンへの書簡より