編集者が「この人は作家でやっていける」という人は7年とか10年(賞によって違う)に一人だってよ


編集者という病い (集英社文庫)


127 :名無し物書き@推敲中?2012/05/14(月) 10:15:16.47
編集者が「この人は作家でやっていける」という人は7年とか10年(賞によって違う)に一人
だってよ。
つまり、それ以外の年は駄目だろうなと思いつつ賞をあげてるわけだ
ちなみに、これは作家として5年生き残るのは10人に一人って数字とも一致する
だから普通編集者は新人が仕事をやめると言い出すと止める
(でも某作家は新人のとき仕事やめて東京に出てくるのに出版社がお金を貸したりしてる)

もちろん作家は化けることがあるので、きみは仕方なく選んだ人ですとは言わない
無理そうな人に賞を上げるのも別に悪いことではない

じゃ、そういう人はどのくらいいるかというと数百とか数千の応募のうち
4、5人だそうだ
これは最終選考の人数がこのくらいなのからもわかる
アレは結構意味のある数字だったりする
この数人はたいがいどんぐりの背比べで、たまに1,2人が頭一つ抜き出ている
よって受賞者が決まる、あるいはダブル受賞とか、受賞と佳作を決めたりする
で、同じくらいならどうするかというと、そりゃ好みで決める
ただし、この場合の好みとは「編集者の、あるいは選考委員の好み」
ではなく市場の好みだったりする。
編集者も馬鹿じゃないから好き嫌いで選ばない
市場がこういうのが好きだろうなってのを選ぶ(あっているかどうかはともかく)




128 :名無し物書き@推敲中?2012/05/14(月) 10:45:02.71
だから学生とか将来がなんとかなりそうなやつ、もしくは逆に、人生を生ききった感がある人が
賞をとりやすいのかな。





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