任天堂三代目社長(現同社相談役)山内溥の格言


任天堂 “驚き”を生む方程式


引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1341425242/

5 :無名草子さん:2012/07/06(金) 02:29:50.86

http://systemincome.com/main/kakugen/tag/%E5%B1%B1%E5%86%85%E6%BA%A5

任天堂三代目社長(現同社相談役)山内溥の格言

「運です。運が良かったんです。それを「この結果は俺の経営がうまかったんだ」とか「俺に力があったんだ」なんて思うと、もう駄目ですね。運です。」

「人事を尽くして天命を待つというが、人事なんてなかなか尽くせるものではない。
そのときは、やるだけやった、あとはどうなっても満足だと思うかもしれないが、しくじったら、そのとたんに、ああしておけばよかった、こうもすればよかったと、次から次に反省が生まれるものです。
だから、どんなに人事を尽くしたつもりでも、人間は所詮は天命を待つ心境にはなれない。
そういう意味でもわたしは、任天堂の名の由来のごとく、人事を尽くして天命を待つのではなく、単純に「運を天に任せる」という発想を積極的に取りたいと思っています。」

「わたしは、人間には持って生まれた運・不運があるということだけは固く信じる。
やはり運がいいとか、悪いということは絶対あり得ると思うし、ツイている、ツイていないということもあると確信している。
しかし、じゃあ、どこでどういうふうにツイていると判断するのか、なにかその物差しがあるのか、あるいは運のいい人と悪い人を見分ける方法があるのかということになると、そんなものはあるわけがないとしか言いようがない。
人生は要するに向き不向きと、人知の及ばざる運・不運で決まるのではないか。そういう意味で運を信じているということなんです。」

「世間にはよく成功した人間を尊敬する人がいるけれど、それが僕には不思議でしようがない。たまたま運が良かっただけの人を、どうして尊敬できるんでしょうかね。」

「皆さん、任天堂の戦略とか秘密とか、なにか特別の大層なものがあると思って、それを期待されているようですが、そんなものはない。このビジネスがいつまで続くのか、次をどうするのか、あるいは長期戦略とか、そんなもの何もない。」

「ヒットのノウハウなんて、わかれば苦労しない。たとえあったとしても、それは絶対、活字なんかになり得ないことなんだ。
そんなもん、どうやったら金が儲かるか、どうして趙治勲(ちょう・ちくん、韓国生まれのプロ囲碁棋士)が強いのかという質問と同じなんだ。答えなんてないで。」




6 :無名草子さん:2012/07/06(金) 02:31:36.19
「努力したからうまくいった、と言う人がいるのは構わない。でも自分は違う。努力したから成功するとは限らないと思っている。
苦労だって経営者ならしていない人などいないから、自分が特に苦労したとは思わない。振り返ると何となくこうなっていた。運が良かっただけだ。」

「世間はよく成功者を手放しで尊敬してしまうが、成功者の言葉ならなんでもかんでも金科玉条のようにあがめるのはおかしい。」





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