センチメンタルな気分になれる紀行文を教えて頂けませんか?


センチメンタル急行―あの日へ帰る、旅情短篇集 (リンダブックス)


引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1349510033/

184 :無名草子さん2013/01/16(水) 19:32:07.57
センチメンタルな気分になれる紀行文を教えて頂けませんか。
自分でも表現しがたいのですが、島や森、ヨーロッパ、日本などの風景を美しく表現していて
若干の孤独感が混じるような…。どこで似たようなのを読んだんだろう。

沢木耕太郎深夜特急』や小田実『なんでも見てやろう』も読んでみたのですが、
どうも熱気が漂いすぎていて合いませんでした。

紀行文は殆ど読んだことがないので、有名なものを列挙して下さるだけでも大いに助かります。




185 :無名草子さん2013/01/16(水) 23:24:18.51
>>184
ジェラルド・ダレルの「虫とけものと家族たち」。
著者が幼き頃、一家でギリシャの島に引っ越しした時の話なので、ちょっと紀行文とは
趣が異なるかも。著者は後に動物学者になるんだけど、自然に対する感性みたいのが
ちょっとすごいと思った。でもセンチメンタルではない。

つげ義春の「貧困旅行記」。
日本の鄙びた温泉宿を探し求める感じの旅行記。でも、探し求め方がアッパーではなく
ダウナーな感じで、かなり独特。

あと、沢木耕太郎の「一号線を北上せよ」は既読?
深夜特急」のセンチメンタルジャーニー版みたいな感じで、熱い「深夜特急」ファンには
人気が無いらしいけど、個人的には好きな作品。




186 :無名草子さん2013/01/17(木) 08:21:24.76
>>184
幸田文の「木」「崩れ」




188 :無名草子さん2013/01/17(木) 17:17:05.48
>>184
武田百合子 『犬が星見た―ロシア旅行』、『富士日記





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