労賃とか安いようでいて、江戸の庶民は意外と優雅だったんだよ
引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1347104769/
労賃とか安いようでいて、江戸の庶民は意外と優雅だったんだよ。
まず税金がない。
町人には直接税も間接税もなかった。
町単位の賦役はあったが、町役レベルで納まってしまい、八っつあん熊さんレベルに直接降りてくることはほぼなかった。
次に公共料金がない。
店賃(家賃)以外にはガスも電気もないし、水道はあるがタダ。
光熱費は煮炊き用の炭や薪、灯明の油ぐらい。
自分で歩いてくから交通費もない。
第三に生活のバックアップが厚い。
「宵越しの銭は持たない」で暮らせるのは、万一文無しになっても、次の収入まで
コミュニティの中でツケやタダ飯喰いでのらくら誤魔化せる環境があったから。
一生安下宿のバイト学生レベルの気楽さ。
江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか? 落語でひもとくニッポンのしきたり (小学館101新書)
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