私はなかなか喋らない子供で、3歳ぐらいまで無言を貫いていたらしい


「無言館」の青春


引用元:http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/prog/1364409672

305 :仕様書無しさん:2013/04/15(月) 22:00:47.20

もしかして、そんなに不思議じゃないのかもしれないけれど・・・

私はなかなか喋らない子供で、3歳ぐらいまで無言を貫いていたらしい。
そして、生まれて初めて発した言葉は「暖簾が揺れている」だったw

ある日、母と近所に散歩に出かけていて、お蕎麦屋さんの暖簾が揺れていた。
綺麗だなあと思って、それをずっと見ていたら、
母が「風が強いから、あそこの赤い暖簾が揺れてるね」と言った。
その瞬間、揺れているものが「のれん」で、その暖簾が「赤い」ということが
電気が走ったみたいに体の中に入ってきたのがわかった。
その時「○○さん(蕎麦屋)のれんがいっぱいゆれてるね。あかいよ」って言ったらしい。

言葉を発したことは全く覚えていないけど、
名詞と物体が自分の中で結びついた瞬間の感覚は残ってる。
難しいクイズが解けたような感じ。
母は、最初の言葉が長文で暖簾wwwと大笑いしたらしい。
当時の日記にも残っていた。
後に、ヘレンケラーのウォーター!っていうエピソードを知って、
あ、これは暖簾だ。と思った。




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