チェーホフとドストの書簡を同時期に読みはじめたんだが落差がすげえ


新訳 チェーホフ短篇集


引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1357412649/

251 :吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 22:36:05.07
チェーホフとドストの書簡を同時期に読みはじめたんだが落差がすげえ

チェーホフ
17歳の時に父がヘマこいたお陰で一家逃亡、でも一人だけ他人の物になった家に残され
家を乗っ取った男の息子の家庭教師などをしながら、家族に金を送って励まし続ける
「自分は下らない人間だ」と落ち込む弟からの手紙に
「お前は何で自分をそんなに卑下するんだ。お前は正直者じゃないか、世間の嘘つきたちとは違う」と書き送る

○ドスさん
毎回かならず、痒いくらいのおべんちゃらから入って
「大好きな貴方へ、迷惑はかけたくないけど、アナタがお金送ってくれないと僕はひどい目に遭いますよいいんですか?」
という遠回しな催促の手紙を何通も書く。父の死後は遺産を使って豪遊。
兄に「弟を家へ置いて本当に後悔した、あいつアホだしどうしようもない」という手紙を送っておいて、次の手紙が
「愛する弟よ兄さんの為に金を借りてきてくれないか。お前が 『兄の為に必要なんです』と言えばきっと貸してくれるはずだ
やってくれるよな?」みたいな内容

あまりの落差に度肝ぬかれちまったよ



253 :吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 22:58:02.31
>>251
ひどすぎわろたwwww
ドストエフスキーは小説は凄いけれど、人間としてはこんなだったのか。



252 :吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 22:56:30.48
チェーホフの言葉に涙





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