二年前、G県で友達と一緒に山登りに行ったんだ
引用元:http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1369310830
二年前、G県で友達と一緒に山登りに行ったんだ。
山登りと言ってもそんなに本格的なものではなく、まあ軽いピクニックみたいなそんな感じのものだったんだよ。
鬱蒼と生い茂った木々や山道の横を流れる川はとても綺麗で、なかなか良い雰囲気を醸し出していた。
暫く歩くと、山道と川の間が広い空き地みたいになっている所に行き着いた。
そこには石で出来た祠があって、そのまん前に人が腰掛けるにはちょうど良い石があったんだ。
歩き疲れていた俺は休憩がてらその石に座った。
すると、グチョっと何か柔らかい物を踏んだ感触が尻から伝わってきて、慌てて立ち上がって一体何だろ?と確認したんだ。
……それはテニスボールくらいに固まった大量のヤマヒルだった。
何匹かは尻にくっついてるし、もう俺は大パニック。
しかし友達は、「コイツらは塩を掛けるといいんだ」と言って、すごく冷静で落ち着いていた。
友達はカバンから塩が入ったガラスビンを出すと、それをヒルにパラパラと掛けていった。
だがヒルは俺の尻から離れようとしない。
不信に思った友達はガラスビンの塩を舐めてみたんだ。
その塩はとても甘かった!!…………友達は塩と砂糖を間違えてカバンに容れていた。
結局、何匹かのヒルは服のすき間に入り込み、俺の腰や脇腹辺りに食いついた…orz
心霊系ではないが、俺にとってはかなり怖い山の体験だったよ。
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