第149回芥川賞・直木賞の候補作発表
<芥川賞候補>いとうせいこうさんら5人 直木賞は6人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000010-mai-cul
日本文学振興会は第149回芥川・直木賞の候補作を発表した。芥川は5人、直木は6人がノミネート。芥川では、テレビや音楽、芝居などの分野でマルチな活動を続ける、いとうせいこうさんが初候補に挙がった。直木は5回目の恩田陸さんから初候補の湊かなえさんまで多彩な顔ぶれとなった。
いとうさんは16年ぶりに発表した中編小説が候補作に。震災をテーマに三島由紀夫賞候補にもなった話題作だ。
〈芥川龍之介賞 候補作品〉
〈直木三十五賞 候補作品〉
- 伊東潤『巨鯨の海』(光文社)
- 恩田陸『夜の底は柔らかな幻』(文藝春秋)
- 桜木紫乃『ホテルローヤル』(集英社)
- 原田マハ『ジヴェルニーの食卓』(集英社)
- 湊かなえ『望郷』(文藝春秋)
- 宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』(早川書房)
いとうせいこうって小説も書くのだね、知らなかったなぁ。まあ今回は16年ぶりの作品ということだけど、“震災”がテーマというのはやはりそれだけでインパクトがあるということなのでしょう。
個人的には恩田陸に直木賞を取ってもらいたい。もう5回目のノミネートですよ、いいかげん功労賞的な意味合いで受賞させてあげてもいいと思うんだ。
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