村上春樹「僕が墓碑銘に刻んでもらいたいと思っている文句をご存じでしょうか?」
引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1366016134/
外国人記者のインタヴューで、終わりの方で唐突に
「僕が墓碑銘に刻んでもらいたいと思っている文句をご存じでしょうか」
とか言ってるのがキモすぎたわw
>>780
kwsk
>>782
『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』(しかし恥ずかしいタイトルだなこれw)
所収のインタビューで言ってた。俺は立ち読みしただけだけど、たしかそのあと、
インタビュアー「聞かせてください」
村上「最後まで歩かなかった。そう刻んでほしい」
インタビュアー「本日はありがとうございました」
みたいな流れで締めてた気がする。俺はもうここ読んだだけで苦笑いして本を置いたね
最期まで歩かなかった、ってランニングのエッセイにあったな。
要するに小説を書き続けたいしランニングを続けたいという。
本読まない奴にも評価を下されるんだから、ベストセラー作家ってのも大変だな。
最後まで歩かなかったてそういう意味かw
別の意味に解釈してたw目から鱗だわ
どひゃー!最後まで歩かなかったって自分への褒め言葉だったんだね。
自分の作品(活動)が中途半端な(未完の?)まま終わるというカッコつけの謙遜だと思っていた。
(だけど、意外と図星になっている皮肉さもあって、、、)
本人にとって、いろいろ苦労しながらの価値ある創作活動ってのはわかるけど
ここまで自分から言っちゃうってのは、珍しい人だよね。
>>800
そうそう。相当に珍しい人だよ。
件のランニングの本なんて、裸で走ってる写真とか載ってんだぞ(雑誌で使われたものの流用らしいが)。三島由紀夫じゃねんだから。
俺もマラソン走るしこの人の本は好きで殆ど読んでるが、そりゃもうナルシストの極みだよ。面白いけどな。
作家ってやっぱ相当に変わってんだなと。
スポーツマンの作家と言えばジョン・アーヴィングなんかも元レスリングのコーチで
創作活動と並行して体もちゃんと鍛えてたみたいだけど、「ガープの世界」のガープのライフスタイルと村上春樹の生活ってなんか被るんだよな。
家事やってランニングして小説書いて。ガープのように、子供こそいないけど。
終わりなき道を歩き続けたのだという意味で最後まで〜なのか知らんと思た
まあ、ぼかぁ、最後まで走り続けます!という決意表明んだろうな。
期待してます。
ちなみに「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」というタイトルも、たしかインタビュー中の
・本を書くのは夢の領域に入り込むような感じ
・朝4時に起きて仕事を始めるので、夢を見るために目覚めるようなものですね
みたいな程度のやりとりを切り取って付けたものだぞ。ただ単に。
毎朝僕は目覚めるのです。「のです」なんて特にキモいけど、たしか英語インタビューを和訳だからな。こんな言葉遣いになってんだと思うわ。
まぁ、村上春樹なら日本語でも言いかねないという感じはするが。
我々は、結構パルキを誤解してるのかもな。
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫)
posted with amazlet at 13.09.07
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