第140回芥川賞・直木賞の受賞作決定

芥川龍之介賞


ポトスライムの舟



直木三十五賞


悼む人 利休にたずねよ



僕の予想は見事に外れてしまった。まあ、良いけど。


芥川賞の『ポトスライムの舟』は、「契約社員」「ワーキング・プア」の日常を描いているとのこと。見事に世相を捕らえていたわけだ。具体的にどんな作品かは読んでないので分からないけど、現代の「蟹工船」と成りえる作品なのかなぁ。多少気になる。


直木賞は時代物に強いねぇ〜。山本作品は、千利休のわび茶にかけた美意識と、人生の軌跡を丹念に描き出す歴史小説らしいけど、漫画「へうげもの」みたいな感じなんだろうか。天童荒太は、やっとこさ受賞できましたって感じだろうね。そのうち読んでみよう。関係ないけど、天童さんて結構背が高いんだなぁ。



→「本読みのスキャット!」TOPページへ