鳥居みゆきの処女作が売れているようです


夜にはずっと深い夜を


鳥居みゆき初小説が重版、妄想じゃない
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20090820/Nikkan_p-et-tp0-090820-0005.html

お笑い芸人、鳥居みゆき(28)の初小説「夜にはずっと深い夜を」(幻冬舎)が、発売初日に重版が決まるなど処女作としては異例の売り上げを見せている。23作の短編と妄想日記からなっており、愛と狂気が表裏一体となった、ちょっと怖い物語が並んでいる。鳥居は「売れなくていい」と話しているが、編集者を驚かせたボキャブラリーの豊富さと表現力が、読者も驚かせている。

僕は彼女のことを天才だと思ってるんだけど(ヒットエンドラーン以前の芸風が特に)、初日で重版が決まるほど世間的に人気が確立してることにまず驚いた。人気があることは分かってるんだけど、いわゆる芸人のブログ本ではなく小説だからねぇ。まさかまさかです。


「長編は書いてるとぐちゃぐちゃになるんで」ということで、短編23作を書き上げた。主に女性が主人公で、過剰な愛やコンプレックス、欲望が描かれている。相手の行動1つ1つを愛だと勘違いしてしまう「華子の花言葉」、地獄に取りつかれた女を描いた「地獄の女」など、鳥居のネタのように、1度見たら忘れられない雰囲気がある。鳥居は「ポップなものを書いたつもりだったんですけど、文字化けしたのか、暗いものになりました」。

なるほど〜、雰囲気としては本谷有希子みたいな感じなのかな?(かなり勝手なイメージだけど…) 興味深いですねぇ。そのうち読んでみたい。



【天才芸人】 鳥居みゆき 「妄想葬儀」

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『多毛さん』鳥居みゆきさんのクマ
関係ないけど、多毛さんが欲しいです。。



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