紙の書籍は負け犬なんだそうな
2000〜2009年: この10年の最大の負け犬(落ち目の製品)は何と何?
http://jp.techcrunch.com/archives/20091229tenyears-biggest-losers-in-tech/
John: 死んだ木〔dead tree, 紙のこと〕の本。こないだStephen KingのUnder the Domeを買ったけど、Kindleだよ。友だちは、本物の本を持ってた。1000ページもあってものすごく厚いから、見ただけでおそろしくなる。ぼくのように本を読むのが好きな人間は、重くてでっかい紙の束を欲しいわけではない。大きな本を持って飛行機に乗りたいとは思わない。出版業界はもっと考えてほしい。Mr. Sparky Pantsですこし盛り返すかもしれないが、でもSeth Godinはこう言ってる:
AmazonとKindleは書店を殺した。なぜか? 本を1年に100冊も300冊も買う人は永遠にいなくなった。ふつうのアメリカ人は1年に1冊、本を買って楽しむだけだ。でもそんな人びとは書店にとって無意味だ。読書の好きな人をお客にすべきだが、そういう人たちは2009年が終わろうとしている今、書店を見捨てたのだ。もう、終わりだ。
ぼくも同感だけど、電子形式の本には、これからの長い豊かな(==儲かる)人生が待っていると思うよ。
まあ、間違いなくKindleが席巻していくのは誰もが予想しうることだと思う。でも、ほんとに紙の書籍って負け犬なのか? あの紙の手触りや匂いなどが好きっていう読書家は沢山いると思うんだけどなぁ。僕は絶対上手く住み分けしていくことだろうと予想するというか、希望します。ほんとそう願う。だってやっぱり紙が好きなんだもん。
それにしても、電子書籍って短時間でも眼が疲れそうなイメージなんだけど、その辺はどうなんだろう? そこが気になる。
【関連記事】
- Kindle病LV1になった
- 出版社は基本的に「本を買う読書家を客だと思ってない」からねえ、え?と言いたくなる話だけどホントにこんな感覚だよ
- 例えば、紙で1000円の本が電子データ付きで1200円ならみんなは買う?
- 思い継ぐ紙の本
- 【電子書籍ストア】出版社別書籍取扱点数
- 【Kindle】ここへきてコンテンツ不足が露呈してきたね
- 今年の「このミス」ベスト10にランクインしそうな、Kindleストアで読める本&現時点では読めない本
- Kindleストアで取り扱われてない主な日本人小説家一覧(漫画化を除く)
- 楽天のKoboで読める本
- 電子書籍など絶対流行らん
→月別よく読まれた記事ランキング
→Twitterで更新情報を配信しています
→Facebookで更新情報を配信しています