鳩山由紀夫首相が買った本28冊
首相、丸善で本買い漁る 計28冊50287円也 いつ読む?
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100111/plc1001111926004-n1.htm
鳩山由紀夫首相は11日昼、東京・丸の内の書店を訪れ、経済書や思想書など計28冊を購入した。総額50287円を現金で支払うと「まあ、好きなところから読ませていただきます」と書店を後にしたが、18日の国会召集を控え、政治課題が山積しているだけに「読書を楽しむヒマはあるのか」との声も出ている。
首相は「新しい資本主義 希望の大国・日本の可能性」と題した新書を見つけ、「(日本の今後は)超資本主義か新資本主義なのか…。面白そうだね」と即購入を決断。その後も店員に持たせたかごに次々に本を入れていった。
途中で八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)関連書籍にも関心を示したが、周囲に「買った方がいいと思います?」と迷った揚げ句、購入を見送った。
久々にゆっくりと本屋でもショッピングを堪能した首相だが、さすがに買いすぎたと思ったらしく。「『1冊5分間だけ読んでキーワードをつかむだけでも大変意味がある』といわれるが、5分かける28冊でも結構大変だな」と記者団に語りかけた。
なぜまた急に一気買いしたんだろう? 普段から読書する習慣がないわけはないと思うんだけど。たぶん、これもパフォーマンスなんだろうなぁ、国民読書年でもあるし。
鳩山首相が購入した本
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011101000491.html
(1)「日本辺境論」内田樹
(2)「逝きし世の面影」渡辺京二
(4)「日本国家の神髄」佐藤優
(6)「新自由主義か新福祉国家か」渡辺治、二宮厚美、岡田知弘、後藤道夫
(7)「文化力」川勝平太
(8)「ワールド・カフェ」アニータ・ブラウンら
(9)「ネオリベラリズムとは何か」デヴィッド・ハーヴェイ
(10)「新自由主義」デヴィッド・ハーヴェイ
(11)「談志 最後の落語論」立川談志
(12)「昭和史 戦後篇」半藤一利
(14)「暴走する資本主義」ロバート・ライシュ
(15)「日本型資本主義と市場主義の衝突」ロナルド・ドーア
(18)「確率論的思考」田渕直也
(19)「21世紀の歴史」ジャック・アタリ
(20)(21)「ブラック・スワン 上・下」ナシーム・ニコラス・タレブ
(22)「新しい資本主義」原丈人
(23)(24)「フラット化する世界 上・下」トーマス・フリードマン
(26)「世界の経済が一目でわかる地図帳」ライフサイエンス
この中でちょっと異色かな? と思うのは、やっぱり談志師匠の本だろうね。まあ鳩山さんから見ても人生の先輩だろうし、彼の生き様から学ぶことも多いのかもしれない。
↓ おまけで小沢さんの話。
民主・小沢氏、井山名人と囲碁 「老兵は消えないと…」
http://www.asahi.com/politics/update/0110/TKY201001100176.html
対談で井山名人から「自然」と書いた扇子を贈られると、小沢氏は自らの著書「剛腕維新」や愛読書「浮浪(はぐれ)雲」を贈った。
鳩山さんはまず「浮浪雲」を読んで、色んな意味で研究したほうが良いかもしれないよ。
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- 鳩山夫人の著書に注文が殺到しているんだってさ
- 書籍でも一人勝ちするの?
- 麻生首相、遅すぎだよ…
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