菊池雄星くん曰く 「今度は小説を読もうかなと」


凍 (新潮文庫)


プロ野球】西武・雄星インタビュー「中学の社会教師になりたい」
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100205/bbl1002052055007-n2.htm

−−キャンプにも本を持ってきたそうですね


限界を作らない生き方 2009年、46歳のシーズン (Brown’s Books)「『』(沢木耕太郎作)を読んでいます。言葉をかみ締めながらじっくり読むのが好き。今までは、自己啓発や哲学の本を読んでいました。ソクラテスとか、マーフィーの法則とか…。読みすぎて最近は、一緒のことが書いてあると思い、今度は小説を読もうかなと。工藤さんの『限界を作らない生き方』も読んでいます。気になったところは、読んだことがばれないように聞いていますが、工藤さんからは『今のままでやれば大丈夫だよ』としか返ってこないんです。褒められているのか『まだ、アドバイスは早い』と考えているのか分からないですけど」


−−練習後はどう過ごしていますか


「先輩の部屋でゲーム(ボンバーマン)をしていることが多い。(腕前は)まだまだですが、少しずつは。けっこう負けず嫌いです」

ソクラテスの弁明・クリトン (岩波文庫) 21世紀版 マーフィーの法則  ボンバーマン ハドソン・ザ・ベスト


ついに気付いたか。自己啓発本って根っこのところでは、どれも同じようなことしか言っていないということを。これでもうちょっとだけ頭が柔軟になってくるかもしれない、良いことです。


「凍」ってどんな本なのかなと思いAmazonで確認してみたら、これってノンフィクション作品なんだね。小説じゃないじゃんw



↓ そんなルーキーに先輩が一言。

石井一久が雄星に提言「知識って怖い」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20100209-594095.html

メジャーの流儀フォームの確認を重視するあまり、力を緩めて投球する場面が目立つ。首脳陣をヤキモキさせている点を、19年目の石井一久が代弁するように言った。がむしゃらに腕を振る快速球で注目された自らの高卒入団時(ヤクルト)を思い出しながら「練習から強く投げないと、修正点も出てこない。弱いフォームは、弱いボールしか生まない。知識って怖い」と持論を展開。野球を勉強しすぎるがゆえ、考えて悩む傾向が強いルーキーへのアドバイスだった。

なんか自分で自分を潰しちゃいそうなタイプなんだなぁ、やっぱり。ちょっと心配だ。



↓ もうひとつ、おまけ。

水島新司氏が「ドカベン対雄星」確約
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20100209-594105.html

ドカベン スーパースターズ編 31 (少年チャンピオン・コミックス)西武ドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)が人気漫画「ドカベン」での実戦デビューを確約されたソフトバンクの宮崎キャンプを訪問した漫画家の水島新司氏(70)が8日、「ドカベン スーパースターズ編」(週刊少年チャンピオン)で、「雄星君と対戦するのは、山田や岩鬼でしょ」と対戦させるプランを披露した。「松坂の時もそうだったけど…」と作中では西武時代の松坂級の扱いになりそうだ。「ドカベン」での松坂は1年目から山田とバッテリーを組むなど大活躍。現実でもスターの座をつかんだ。果たして雄星は? フィクションでも現実でも、ヒーローの期待は高まるばかりだ。

え、松坂もドカベンに登場してるの? 知らなかった。ところで、最近の若い野球選手とかって、ドカベンを読んだりしてるんだろうか、気になる。



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