「本質が見えるようになる」 思考力を高める100冊


本質をつかむ思考法


吉川洋が薦める勉強本
http://president.jp.reuters.com/article/2010/05/03/CDDC0220-5124-11DF-9746-7FB83E99CD51.php

目次や書評を見て気になった部分だけを読むのでも構わないと思う。また、『ケインズ伝』や『十大經濟學者』といった、伝記や解説から読み始めるのもよいだろう。


吉川洋東京大学大学院 経済学研究科教授)が薦める20冊


雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫) 人口論 (中公文庫) 国富論〈1〉 (岩波文庫) 経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫) 大暴落1929 (日経BPクラシックス)


市場・知識・自由―自由主義の経済思想 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫) 思想としての近代経済学 (岩波新書) 日本経済成長論 (中公クラシックス) 悲劇の誕生 (岩波文庫)


近代経済学の群像 (岩波現代文庫) 方法序説 (岩波文庫) フランス・ルネサンスの人々 貨幣論 十大経済学者


蜂の寓話 ケインズ伝 熱狂、恐慌、崩壊―金融恐慌の歴史 地中海 (1) 人間の経済 I 市場社会の虚構性 (岩波モダンクラシックス)





池田信夫&川本裕子が薦める勉強本
http://president.jp.reuters.com/article/2010/05/04/2CDFB8CA-5125-11DF-85F0-A7213F99CD51.php

物事の本質を理解し、将来を予測するには、普段から多少学問的で、いわば自らのストックとなる本を意識して読むべきだ。


池田信夫上武大学 大学院教授)が薦める21冊


アニマルスピリット 市場の変相 コルナイ・ヤーノシュ自伝―思索する力を得て ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質 10万年の世界経済史 上 最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?


テロと救済の原理主義 (新潮選書) クラウド化する世界 秘密の国 オフショア市場 禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか


資本主義と自由 (日経BPクラシックス) 現代の金融政策―理論と実際 市場リスク 暴落は必然か 紛争の戦略―ゲーム理論のエッセンス (ポリティカル・サイエンス・クラシックス 4) 個人主義と経済秩序 ハイエク全集 1-3 【新版】


戦後日本経済史 (新潮選書) オークションの人間行動学 最新理論からネットオークション必勝法まで 暴走する資本主義 スティーブ・ジョブズの流儀 さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白





◆川本裕子早稲田大学大学院 ファイナンス研究科教授)が薦める23冊


世襲政治家がなぜ生まれるのか? 元最高裁判事は考える 生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと コア・テキスト経済史 (ライブラリ経済学コア・テキスト&最先端) 農協の大罪 (宝島社新書) 電波利権 (新潮新書) ランチタイムの経済学―日常生活の謎をやさしく解き明かす (日経ビジネス人文庫)


ヤバい経済学 [増補改訂版] アメリカの高校生が学ぶ経済学 原理から実践へ 検証 格差拡大社会 「最後の社会主義国」日本の苦闘 日本マスコミ「臆病」の構造 石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1)


文明論之概略 (岩波文庫) 私の個人主義 (講談社学術文庫) 〔新装版〕 現代政治の思想と行動 敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人 世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく


空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか (文春文庫) 稼ぐ妻・育てる夫―夫婦の戦略的役割交換 隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 【新装版】 反古典の政治経済学要綱 ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)





金児 昭&高橋俊介が薦める勉強本
http://president.jp.reuters.com/article/2010/05/05/3032560E-5125-11DF-8FC5-5EB13E99CD51.php

金融危機で経済に対する人々の態度は劇的に変わりました。何を信じるべきか人々が模索しているときに、読書の果たす意義は大きい。


◆金児昭(経済・経営評論家 信越化学工業顧問)が薦める20冊


毎日が自分との戦い―私の実践経営論 資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言 [新装版]商いの道 経営の原点を考える 企業統治分析のフロンティア (早稲田大学21世紀COE叢書―企業社会の変容と法創造) 新しい資本主義 (PHP新書)


自由と規律―イギリスの学校生活 (岩波新書) 戦略的コーポレート・ファイナンス サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254) 日本から水がなくなる日 詳説日本史研究


ポストM&A 成功戦略―企業価値を最大化する統合の実践シナリオ モダン・ボールルーム・ダンシング 超大国アメリカの素顔 (ウェッジ選書) いきなりできる! 経営分析 (PHPビジネス新書) XBRLの衝撃―日欧米40数カ国550余機関が推し進める世界標準


Q&A/国際財務報告基準(IFRS) IFRS 国際会計基準で企業経営はこう変わる 社長の売上戦略 (社長業全集) 海図(かいず)―佐藤郁良句集 おもてなしの源流 日本の伝統にサービスの本質を探る





◆高橋俊介慶應義塾大学 大学院教授)が薦める16冊


タテ社会の人間関係 (講談社現代新書 105) 日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫) 50歳までに「生き生きした老い」を準備する 正座と日本人 (The New Fifties) 国家と宗教 (光文社新書) きずなをつなぐメディア―ネット時代の社会関係資本


失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) 京都花街の経営学 クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭 大人の発達障害―アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 沖縄の市場〈マチグヮー〉文化誌


「甘え」の構造 [新装版] 自由からの逃走 新版 働くみんなのモティベーション論 (NTT出版ライブラリーレゾナント) なぜ、人間は蛇が嫌いか ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)




全体的に見て資本主義などに関するものが多いみたいだね。“本質”ってそういうことなんだろうか? 何に重きを置いて生活しているかによって、その辺も人によって変わってくるのだろうとは思う。


個人的には、一番最後の高橋俊介教授のラインナップが興味深かった。この方だけどちらかといえば“人間の本質”を追おうとしてらっしゃるみたいなので、一般的に見ても一番馴染み易いかもしれない。




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