恐怖の現代病 「探偵脳」


それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)



305 :名無しのオプ:2006/10/07(土) 00:19:14 id:QkLdFOIY

石黒正数 それでも町は回っている 1巻より


恐怖の現代病 「探偵脳」
推理小説を好んで読み漁っている人に見られる症状。
小説を楽しむばかりでは飽き足らず
自分も探偵のように謎を解いてみたいという衝動に駆られ
常に謎を求めるようになる状態。


・初期症状(脳内助手の誕生)
知人、友人の中から勝手に助手を決め付けてしまう。
「○○君、〜してくれ給え」
などと言う言葉遣いを始めたら典型的なこの症例である。

・第二期症状(謎の追求)
日常生活の中からちょっとした不思議を見つけては頭をひねり始める。
自分の中で納得が言った場合『XX事件』と勝手な名前をつけ
助手役に対し偉そうに語り始める。
ワイドショーなどが軽はずみに使った「密室」という言葉に過剰反応し
「密室として成立して無いだろうが!!」などとテレビに向かって説教するような場合
間違いなく第二期症状に陥っていると考えられる。

・末期症状
とにかく事件に関わりたくて仕方がなくなる。
友人に対し「謎のメモを残して失踪してくれ。私が見つけてあげるから」等と口走るなど、
手の施しようがない状態。
実際の事件を鮮やかに解決する妄想に駆られ各地へ出向き
結果的に自分が失踪してしまう危険性がある。




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