【創作技術】 これからとても大事なことを教えてやる、この秘奥はハリウッドで10万ドルで売られているものだ


ハリウッド脚本術―プロになるためのワークショップ101



78 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/13(土) 12:05:47 ID:?

これからとても大事なことを教えてやる。
この秘奥はハリウッドで10万ドルで売られているものだ。心して聞け。

「初め」「なか」「終わり」全世界共通なんだよ。たとえば起承転結は、
初め(起承)、なか(転)、終わり(結)とも解釈できるし、
初め(起)、なか(承転)、終わり(結)とも解釈できる。しかし、重要なのはここだ。

「初め」と「終わり」を決定すればおk

「初め」は思いつきで誰でもなんなく決めれるだろう。魅力的な「初め」を用意してくれ。
で、その時に「終わり」を決めておくと書きやすい。するとあとはどんなに羽目を外してもよい。
我が親友、敏腕編集者ボガットのお決まりのセリフはこうだ、

「大団円を感じたいと思えない作品は、カス野郎の垂れ流し小便だ。」

どんな結末かは想像はつかないが、
読んでいて結末を知りたいと思えないような作品は駄作だという意味だ。
では最後に、あのウィリアムの名言を添えておこう。

「All's Well That Ends Well.」(終わりよければすべてよし)




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