純文学の作り方


たとえば純文学はこんなふうにして書く―若手作家に学ぶ実践的創作術



129 :名無し物書き@推敲中?:2011/07/31(日) 19:22:10.80 ID:?

純文学の作り方

1.奇想を用意する
多少なりとも歪んだ「ものの見方」を捏造してください。
「言うに言われぬ何かに突き動かされて」というイメージです。
その際、象徴的な小道具を登場させるなど工夫を凝らしましょう。
時代性や先見性が備わっていれば最終選考も夢ではありません。

2.視点を固定する
語り手の目に映る世界だけをねちねちと描いてください。
求められるのは執拗さであって小器用さではないのです。
したがって重層的な世界を提示する必要はまったくありません。
文章はシンプルにまとめ、くれぐれも説明過多にはご注意を。

3.破滅を指向する
先述の「ものの見方」を試すエピソードを最低3つは用意します。
それらを深刻さの順に並べるだけ、とっても簡単なんです。
語り手が試され、迷い、疑い、揺れ動く過程をねちねち描きましょう。
最終的には破滅(あるいは変化なし)を選択させてください。


134 :名無し物書き@推敲中?:2011/07/31(日) 19:32:28.34 ID:?
>2.視点を固定する
語り手の目に映る世界だけをねちねちと描いてください。
求められるのは執拗さであって小器用さではないのです。
したがって重層的な世界を提示する必要はまったくありません。
文章はシンプルにまとめ、くれぐれも説明過多にはご注意を。

これ、違うな。
語り手は中立になる事。
主人公つまり私、俺、僕、その他(殆ど三人称)の視点で描く。小器用は必要。
重層的な世界を提示する必要あり。文章は多少わかりづらく、だらだらと。
語り手の視点で描いても立体感が出ない。





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