「フロイトの文章が冗長で意味わかんね。こんなもの読む価値なし」という人がたまにいるが……


フロイト先生のウソ (文春文庫)



310 :考える名無しさん:2011/08/15(月) 08:50:53.17 0 ID:?

フロイトの文章が冗長で意味わかんね。こんなもの読む価値なし」
という人がたまにいるが、
空間認識能力の保持に加えて、
その空間内で多重のケースを同時に持続できるような能力がない人にとっては
読むこともままならないだろうと思った。
言っていることが事実として正しいとかを考えながら読み進める事なんて論外であって、
その都度提示される関係性を読み手の頭で展開してみて、
フロイトの言っていることが文章上だけでなく、空間上で意味を成しているかを
確認しながら読めるくらいが適当なんじゃないの。
少なくとも、フロイト脳内で展開されている空間遊びを同等にできるようになるし、
逆に、空間遊びできないようでは、単に規則性のある数列のようにに同じ単語が
反復して現れる文字の羅列の超巨大な塊としか感じないでしょ。




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