歴史に名を残すのは「高尚な文学」じゃなくて大衆文学だってのは歴史が証明している
- 195 :イラストに騙された名無しさん:2011/08/30(火) 13:00:14.20 id:WKXLV9sv
- 歴史に名を残すのは「高尚な文学」じゃなくて大衆文学だってのは歴史が証明している。
江戸時代の小説で著名なのは東海道中膝栗毛や南総里見八犬伝だが、どちらも大衆文学。
当時も「高尚な文学」は大量に存在したが今や一握りの学者を除いて誰も見向きもしない。
ドストエフスキーの作品で名前が知られているのは「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」りだが、どちらもドストエフスキーが大衆化した後の作品。
ドストエフスキーが「高尚な文学」をやっていた頃の作品なんて余程のファンでなければ知らないし、第一面白くない。
平安時代一流の文学は漢詩で書かれていたが、今は一つも作品が知られていない。
残っているのは当時の腐女子が内輪で書いた源氏物語や枕草子。
現代の教科書に載っている作品は9割以上が大衆向け作品。
したがって、今芥川賞を受賞している作品など100年後には誰にも読まれなくなることは間違いない。
直木賞作品ならば歴史に名を残す可能性がある。ラノベでさえ芥川賞作品よりは可能性があるってものだ。
現に赤川次郎作品が現代の学校教科書に載っているわけだからな。
- 196 :イラストに騙された名無しさん:2011/08/30(火) 13:27:23.61 id:Ds2t+dtA
- クーンツも「ベストセラー小説の書き方」って本の中で力説してることだな
後世に名を残すのは、その時代にとっての大衆文学だ
時間経つと周りが勝手に古典に祭り上げてくれる
ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)
posted with amazlet at 11.08.30
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