ボブは念願の独立を果たし、事務所を構えた
ボブは念願の独立を果たし、事務所を構えた。
初日、自分の机でにんまりしていると、初めての客が来るのが見えた。
ボブははったりをかまそうと、電話で商談をしているフリをした。
「かしこまりました。では500万ドルは前金として早速振り込みます。
商品が届きましたら残りの500万ドルを。では失礼」
ボブはうやうやしく受話器を置くと、客に向かって言った。
「お待たせしました。ご用件は?」
すると客が言った。
「電話の開通工事に来ました」
「ハッタリ」力 30歳からでも間に合う人生再起動の教科書 (講談社プラスアルファ新書)
posted with amazlet at 11.12.31
【関連記事】
→月別よく読まれた記事 @本読みのスキャット!
→人気エントリー @本読みのスキャット!
→「本読みのスキャット!」TOPページへ