【氷菓】雑誌『Newtype(ニュータイプ)』米澤穂信インタビュー要約
NT 米澤インタビュー 要約
・テレビアニメになじみがなかったのでうまく対処していけるかどうか、と
自分自身に対して不安があった
・でも制作して頂けるのが大変信頼のおけるアニメスタジオだというお話を聞き、
それなら僕も出来る範囲の事をさせていただこうと思いました。
・「原作をどうアニメーションに落とし込んでいくのか。何度か合宿に参加させて
いただきました。アニメファンの皆さんに求められていないのではと思われる地味な
エピソードもあるので、そこは外してもいいのでは?と僕から提案しました。
でも、『いや、ここにはこういう味わいがあるし、ここもこういう意味合いがありますから』と
逆に説得されてしまって。驚きました。
もちろん自分ではそのように受け止めてもらえればいいなと思って書いていたのですが、
必ずしも伝わるものではないだろうと思っていたので嬉しかったですね。ただ、
あまり動きが無い地味な部分を飛ばさずに映像を作ると言う事は口で言うほど簡単な
事じゃないはず。凄い決断だったのでしょうね。」
・テレビアニメになじみがなかったのでうまく対処していけるかどうか、と
自分自身に対して不安があった
・でも制作して頂けるのが大変信頼のおけるアニメスタジオだというお話を聞き、
それなら僕も出来る範囲の事をさせていただこうと思いました。
・「原作をどうアニメーションに落とし込んでいくのか。何度か合宿に参加させて
いただきました。アニメファンの皆さんに求められていないのではと思われる地味な
エピソードもあるので、そこは外してもいいのでは?と僕から提案しました。
でも、『いや、ここにはこういう味わいがあるし、ここもこういう意味合いがありますから』と
逆に説得されてしまって。驚きました。
もちろん自分ではそのように受け止めてもらえればいいなと思って書いていたのですが、
必ずしも伝わるものではないだろうと思っていたので嬉しかったですね。ただ、
あまり動きが無い地味な部分を飛ばさずに映像を作ると言う事は口で言うほど簡単な
事じゃないはず。凄い決断だったのでしょうね。」
・キャラクターデザインの印象
「実はとても気に入ってるんですよ(ほほえみ)」
「(略)貧乏探偵事務所の所長で普段自分は何もせず助手が頑張っていて、
でも一番イイところで登場する・・そんな男の若い頃といった感じなんですよね。
折木の昼行燈な部分を拾ってデザインするとこうなるのか、と感動しました。」
・ロケハンは岐阜県高山市
ロケハンとはディティールというよりも、街の生活感を写し取る事が目的の作業なのだと
気づかされた。
「監督は『青春のトゲ』を一つのキーワードにして、痛みや苦しみに着目して下さっています。
しかも30分の尺の中にぽんとその要素を入れるのではなく、何話も少しずつ積み重ねていこうと
してくださっているので楽しみです。
僕は、このシリーズを成長物語としてもとらえています。立ち向かうべき壁を
超えられるのか、超えられないのか。このアニメ化を機会に小説の方も
皆さんに読んでいただけたら嬉しいですね。(略)」
・「デビュー作のセリフを公然と読み上げられることは、大変に恥ずかしい事ですが・・・(笑)
皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。」
「実はとても気に入ってるんですよ(ほほえみ)」
「(略)貧乏探偵事務所の所長で普段自分は何もせず助手が頑張っていて、
でも一番イイところで登場する・・そんな男の若い頃といった感じなんですよね。
折木の昼行燈な部分を拾ってデザインするとこうなるのか、と感動しました。」
・ロケハンは岐阜県高山市
ロケハンとはディティールというよりも、街の生活感を写し取る事が目的の作業なのだと
気づかされた。
「監督は『青春のトゲ』を一つのキーワードにして、痛みや苦しみに着目して下さっています。
しかも30分の尺の中にぽんとその要素を入れるのではなく、何話も少しずつ積み重ねていこうと
してくださっているので楽しみです。
僕は、このシリーズを成長物語としてもとらえています。立ち向かうべき壁を
超えられるのか、超えられないのか。このアニメ化を機会に小説の方も
皆さんに読んでいただけたら嬉しいですね。(略)」
・「デビュー作のセリフを公然と読み上げられることは、大変に恥ずかしい事ですが・・・(笑)
皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。」
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