新人賞の知識、傾向と対策、小説作法


小説新人賞の傾向と対策―キャラクターと舞台設定で狙う


667 :新人賞の知識、傾向と対策 小説作法 1/22012/04/20(金) 01:30:46.49
最初の投稿は、一次選考も通過しないのは当たり前である、という事です。

つまり、一次で落ちたところで、どうとも思わない事が重要です(ショックを受けるなんて論外)。
というより、ある程度、投稿に慣れるまでは、
結果などチェックする必要すらないという事でしょうかね?

文章というものは、何年も書いて、色々な人から批評を受けてうまくなっていくのが当たり前です。

1・一次選考で9割が落ちる
2・大賞は一作だけである
3・佳作も含めても普通せいぜい三作程度(例外もある)

という事実を、新人賞に送る方は良く考えて欲しいと思う。
普通、日常の試験でこういう事はないし、あったとしたら逆にシステムそのものが見直されるだろう。
(どんなに倍率が高くても、三つの席に数百、あるいは、数千の人間が群がるという事は、
定期的に開催される試験にはあり得ない)。

つまり、文学賞の一次選考には落ちて当たり前、選ばれた方が異常という事です。
九割が落ちるのですから、落ちる方が普通です。
いってみれば、テストで90点以下のモノは皆落第という、
残酷で、どうしょうもないレースが文学賞の懸賞という事です。

だから、一次で落ちても、落ち込まないで、幾らでも挑戦した方が良いと思います。
(私は初めて書いた小説で大賞を取ったという人の云う事を全く信用しません。
モーツァルトだって、最初に書いた曲で世界に認められた訳でもなんでもなく、
認められるまでには、沢山の曲を書きました)。




668 :新人賞の知識、傾向と対策 小説作法 2/22012/04/20(金) 01:31:22.22
ある複数のプロが書いたハウツー本でも、こう書かれています。
 
「文章教室に通わないで、あるいは、特別な訓練一つ受けないで、
プロの作家になれる等という事はあり得ない。
作家の皆さんはもっとホントの事を言って欲しい」

と。
ライバル潰しが目的なのか知りませんが、作家にはかっこをつけて、
「最初に書いた小説で受賞した」とか、
「小説は書いていたが、一番最初に送った懸賞で入選した」とか、
神経を疑うような嘘をつく人が多いです。
 
だが、そんな事、どんな大天才だってあり得ません。
そんな嘘に騙されないで、文章修練に励んだ方が良いと思います(笑

最初に書いて投稿した小説ならば、一次選考も通らなくて当たり前です。
(一次で9割が落とされるのですから、落とされる方が、普通なんです)。

あなたの小説が、明らかに異常なレベルに達した時に初めて、
入選出来るのだという事を覚えておいて下さい。
それさえ頭に入れておけば、投稿を恐れる必要はなにもないです。







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