コアなファンを持つような一部のエンタメ作家と純文学作家だと需給予想の読みが固い


需給マネジメント―ポストERP/SCMに向けて


212 :名無し物書き@推敲中?2012/05/18(金) 13:49:03.11

こういう意見もある

コアなファンを持つような一部のエンタメ作家と純文学作家だと需給予想の読みが固いらしくて
数千部、たとえば5千部売れることがわかっている作家がいるとすると
毎回7千部刷ることによって、毎回プラスにできる

こういう売り上げを読める作家を10人とか20人抱えれば数万部売るのと同じ効果が得られる
手間はかかるが、数万部作家のように急激に廃れて赤字ということが無い
(つまり誰か一人急に廃れても、マイナスもたかが知れてる)
とくにラノベ作家は売れ方、廃れが急である

純文学作家なら図書館枠というのも固い、図書館は誰も借りなくても
使命感からなのか有名な賞を取った人をとりあえず何冊か引きつづいて購入する
全国の図書館、数千がみな買えば、しばらくは毎回数千売れるということである
さらに数ヶ月に1作とかキチキチと仕上げる作家だったりすると
(数万部、数十万部売る作家があるていどバクチなのに対して)
出版社にとってまるで数ヶ月ごとに給料が入るようなもんである





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