SFっぽい戦闘機が出てくるSF以外の軍事系・航空サスペンス小説


図解 戦闘機 (F-Files No.023) (F‐Files)


引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/sf/1340542974/

170 :名無しは無慈悲な夜の女王2012/07/10(火) 23:01:02.16
>>165
ルシアン・ネイハム『シャドー81』のTX75Eは、ただのVSTOL戦闘爆撃機なのでSFっぽさは薄いけど、
VSTOL機なのに驚異的な航続距離性能を誇るところはSFレベルか。

他にSFっぽい戦闘機が出てくるSF以外の軍事系・航空サスペンス小説というと…。

クレイグ・トーマス『ファイアフォックス』
ソ連が開発したMIG-31ファイアフォックス。映画化されたので有名。
最高速度マッハ5以上、レーダーに対する完全ステルス、思考制御操縦システム搭載。
小説としては潜入・脱出のサスペンスがメインで、空中戦は少なめ。
続編『ファイアフォックス・ダウン』もあるけど、やはり空中戦は少なめ。

鳴海章『ネオ・ゼロ』
自衛隊が極秘開発したFSX-90(通称ネオ・ゼロ)。格闘性能に優れた超音速VSTOL戦闘機。
ヘルメットのバイザー内に周囲の映像を映すスーパービジョン・システム搭載。
機体や操縦者自身の身体にも遮られない、完全球状の視界がえられる。

鳴海章『スーパー・ゼロ』
米軍がネオ・ゼロをコピーして改良したXFV14。SMES(スーパーマンズ・アイ・システム)搭載。
思考感応システムだが、ファイアフォックスみたいに操縦を制御するだけでなく、機体各部の
センサー情報を直接脳にリンクさせることにより、「裸で空を飛んでいる」レベルで機体と一体化することが可能。

デイル・ブラウン『戦闘機チーターの追撃』
米軍が開発した実験機XF-34Aドリームスター。これも機体コンピュータと脳をリンクさせる思考制御システムANTARES搭載。
お話としては、このドリームスターをソ連のスパイが盗み出す、逆ファイアフォックスな展開。
追跡するのがF-15S/MTDチーター。これも最新鋭実験機だが、ドリームスターよりは旧タイプなのがミソ。
マクロス・プラス』とか好きな人向けかも。





ネオ・ゼロ (集英社文庫)
鳴海 章
集英社
売り上げランキング: 423930



【関連記事】