藤子・F・不二雄「『ドラえもん』をやめさせてくれないんだ」
引用元:http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1360499169/
バケルはドラがどんどん人気上がってきたから、
ドラをもっと描いてくれって感じで、切られたんじゃないの
ちなみに魔美も同じ理由で終わりにせざるをえなくなって、
家族に愚痴ったこともあるそうだ。
SF短編も、ドラに縛られて描けないのがずっと不満だったらしい
SF短編は、大長編ドラでいうと宇宙小戦争以降は、異人アンドロ氏しか
描いてないのは確かにもったいない
ただ、魔美がドラが理由で終わりになったってのがよくわからないな
バケルは学年誌だからわかるが、魔美は少年ビッグコミックだから
部署が違うと思うんだが
ドラくらいのビッグタイトルになると雑誌の枠を超えてエラい人から命令が来るんじゃない?
当時実際にドラがバケルと交代する予定だったのが並行連載になって
ドラの人気に分があったからバケルは役目を終えたんだよ
1965年生まれの学年繰り上がりで「ドラとバケルともうひとつ」があるけど
新連載開始は年度替りが通例のところ、バケルは交代を意識してるから前年度末から連載が始まってる
だけど結局並行連載になったばかりか企画ものまで出来上がって
ドラが継続されたんだから、何とも数奇な運命だよ
ぼんと魔美はもっと読みたかったなあ
魔美の連載が終わったのはドラのせいというよりも、
むしろパーマンのせいじゃないかな
魔美の連載終了は1983年
同じ年に新パーマンがアニメ化され、漫画連載も始まったからね
ドラにパーマンも加わって多忙のため、魔美は終わりにしたという感じだろう
テレ朝での再アニメ化が大成功して想像以上にドラえもんが巨大化しちゃったからなあ
他の作品も連鎖的に再アニメ化された
再アニメ化の少し前ぐらいが一番良い環境だったのかもしれん
金銭的にも不自由なく好きな作品も描けていたという点では
F先生がその環境に満足してたかどうかは本人に直接聞いてみないと分からないけどね
案外大ヒット作が出なくて鬱々としてたかもしれんし
ドラを悪者扱いしてどうすんの
F先生はドラを嫌々描いてたとでもいうのか?
F先生の言葉をいろいろ読んでると、けっこう人気を気にするタイプだよ
人気とは関係なく自分の描きたい作品だけ描ければいい、
というタイプでは決してないと思うね
>>721
誰か悪者扱いしてる?
まあ、それはともかく嫌々描いてたとは思わないけど、大長編も毎年描かなきゃいけない状況で、他作品を描く時間が無くボヤいてた事実もあるんだから、ドラだけ描く状況に満足してたわけではないでしょう。
SF短編PERFECT版7
藤本匡美(藤子・F・不二雄氏長女)
「父の持論」より抜粋
「『ドラえもん』をやめさせてくれないんだ」
と父が憤慨していたのは、いつ頃であったろう。
「SF短編の仕事が来ても断らないといけない。今度、『魔美』も終わりになったんだ」
(中略)
三月第一週の日曜、長編アニメの試写会の帰り道は、
「もう来年は、冒険に出掛ける所がない」
と毎年ボヤく。
せめていくつか減らしたいと申し入れても、どこもウンと言ってくれないと言う。
いらいらとあぐらを揺すり、父は怒っていた。
(後略)
上の方につべ動画あったけど、のび太の恐竜リメイクの特番どっかあがんないかな
見逃して超後悔してる、娘さんたちのインタビューの書き起こしだけでも読みたい
>>724
ソレダ!サンクス! そうか、SF短編パーフェクトだったか
>>724
F先生はドラえもんの連載をやめたかったの?
それもブーム全盛の頃から?
本当なら結構ショックな話だな
まあ、単に忙しくて愚痴をこぼしただけなのか、
それとも本気でやめたかったのか、よくわからないけど
とはいえドラはやっぱりF先生の最高傑作だと思うし、
他の作品のせいでドラの傑作が読めなかったらと思うとそっちの方が俺は嫌だな
まあ愚痴の類じゃないかな…
ドラえもんは傑作すぎるから、ドラを描かなかったとしても、他にもっと面白いのが描けたかはわからん
要はバランスかね再晩年は長編ドラに意欲的だったというし
執筆量の配分にF先生の意向がもうすこし反映されてればドラも他作品もよりよくなった可能性もあるね
ドラえもんが例外なだけでFって基本的にはダラダラ連載を続ける人じゃないからね
パーマンですらそんなに長くない
いやいや本人にやる気があれば手塚師匠のように連載を複数かけもちするとかできるでしょ
問題はドラをやめさせてもらえない事じゃなく、ドラをやめないと他の漫画にとりかかれないF先生の体力のなさだろう
ただでさえ高齢な上にもともと体が弱い人だしねえ…
魔美終了時期は藤子ブーム時だったから講演会、テレビ出演、アニメ…と漫画を描く時間が減った忙しい時期だったんだろう。
藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (7)
(SF短編PERFECT版 7)
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