自己啓発書を買いあさる奴がなぜ多いのか? その答えは至ってシンプルだ


「自己啓発」は私を啓発しない (マイナビ新書)


引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1341425242/

787 :無名草子さん:2013/05/13(月) 12:10:53.71

自己啓発書を買いあさる奴がなぜ多いのか?
その答えは至ってシンプルだ。
つまり、効果があるようで実はほとんど効果がないということ。

一部の名著と呼ばれるものには人生を変革させるだけの力がある。
例えば、七つの習慣やカーネギーの著作、ナポレオン・ヒルなど
しかし、これらの本は読み手を選ぶ。
その思想は奥深く、範囲が広く、抽象度が高い。
(理解していると思っている人の数パーセントしか本当は理解できていない)
それなりの頭がなければ、理解し、実践することは難しい。

その他、大多数の自己啓発書は、これら大御所の本で目覚め
啓発された人が、自分も啓発書を書こうということで書いたもの。
内容は奇をてらう必要がある。既存の本と同じような体裁だと売れないし、パクリになるからね。
しかし、内容は読者を興奮させはするが(面白い漫画に興奮するように)、人生を変革させるまでには至らない。

どの社会でもそうだが、頭がいい奴は上位数パーセントだ。
しかも、そのほとんどはエリートであり、人生に苦悩する人は少ない。
その上位数パーセントのさらに数パーセントの人が苦悩し、名著を読めば変革は可能だ。
だが、その他大勢のバカがいくら読んでもほとんど効果がない。

もちろん、人間は変わりうる存在なので、そのバカの中でも有望株はいる。
啓発書を読むにつれて、知識欲が刺激され、インテリに変貌することがある。
彼らも変革できる。

それ以外のバカな連中はどうしょうもない。
次から次へと本を読んで、棚からぼた餅が出てくることを期待しては、失望を繰り返しているのだ。




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