『サザエさん』小賢しくて本来は嫌われ者にある筈のカツオがあまり叩かれる対象にならない理由
引用元:http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1358814318/
小賢しくて本来は嫌われ者にある筈のカツヲがあまり叩かれる対象にならないのは
あの世代の男の子のリアリティーを全くと言って良いほど持ってないのが大きいのかな。
一方で末っ子ワカメはリアル過ぎると。
全くリアリティーを持ってないといえば、
波平のバラの花を折ってしまってカツオが女装する話かな。
「カツオ いつまでもそうしててすむわけないでしょ!」
あと、カツオが理不尽なことをする話といえば、せいぜい
パック中のサザエにアメだと偽って口の中にウメボシ入れる話くらいか。
「ウメボシいれたな!!」
どちらも大傑作で腹抱えてワロタけどw
身近に男の子がいない環境だったからねえ
町子先生は
甥御さんでもいれば色んな意味で違ったんだろうけど
カツオはあの年頃の少年にしては理性的すぎる
あのまま育てば出世するよ、確実に
彼の頭脳はこの矛盾をどう調整するか
その分、妙に大人びているというか
カツオは冷静なツッコミ役に徹してるよね
アニメではその特徴が逆に表現されている
カツオの処世術<計算高い嫌な子供
ワカメ、タラオのガキの強かさ<純真
>>386
周囲の大人がカツオの個性を否定するのが好きじゃない
正直アニメは原作と全く別物とはいえ、本当に逆方向に行っちゃってるよね
時代に沿って変化する一家が、保守的な昭和の代表みたいになってるし
確かにそうだ
なんだかおかしな話だね
私はどのキャラクターも原作の方が圧倒的に好きです
>>386
うちじゃ日曜夕飯は、必ずテレビでサザエさん見ながら一家揃ってとってた
アニメのカツヲが生意気で小狡い悪さをするたびに、癇癪持ちの親父が
「お前はカツオだ!」
と俺を怒鳴り付け、拳骨を何発も交えながら一時間は説教(という名の罵詈雑言)を浴びせたもんだ
そのたび、一家団欒のはずの食卓は苦行に変わった。
俺はカツオみたいに生意気でも小狡くもなかったし、イタズラもした覚えもないが
親父にしたら、カツオも俺も
「今時の生意気で出来の悪いガキ」だから同じことで
「カツオのような悪さを普段からしてるに違いない。これからするに違いない」
ということらしかった
おかげで、日曜の晩飯とアニメのサザエさんは大嫌いだった
親父も異常だったが、今考えると、アニメのカツヲというのは
「今時のガキは生意気で出来が悪い」と
大人が藁人形がわりに叩くためのキャラづけがされてたんじゃないだろうか
>>390
親父キ○○イすぎだろ
少年犯罪の新聞記事に怯えてた波平とはえらい違いだ
一方ノリスケやマスオのバカっぽさは妙にリアルだよな
波平って初登場時からイカちゃんにぶつかったりと
父権って奴の崩壊を見せるようなキャラだったんだけど
アニメはどうしてか、頑固おやじのイメージになってるからなあ
子供たちに迎合しまくりなのに
アニメの波平
=頑固で厳しい躾を貫き通す「昭和の親父」の理想像
アニメのカツヲ
=厳しい躾で矯正されるべき「イマドキの弛みきったクソガキ(大人が偏見で考える)」像
だからじゃね?
放映局が、昔から右派の道徳運動に肩入れしてたフジサンケイなのも大きいと思う
連載は激しく左寄りな朝日新聞
父権の崩壊とかモロに左だな
>>395
戦後のGHQの施策の一環でしょう、初期の影響は
フェミはサザエさんを目の仇にしてるけど
原作のサザエは婦人運動したりしてたしね
>>382
漫画のワカメが
・自分の駄々こねと引き換えに、大人を下手に出させて金品その他を引き出す取引術を熟知実践してる
・磯野家の大人から躾や叱責を一切受けていない
というキャラクターで一貫してるあたり
マチコ先生はただ者でないと思った
上の二つは、「ダメな子育て」受けた子供の典型だよね
ワカメは役柄がブレてないな。ほぼ終始一貫して。
出演人物内で最もブレていないと言っても良いかも。
概して役柄にブレがない漫画ではあるけど、マスオあたりになると
展開の都合で若干のブレはある。
>>416
>マスオあたりになると展開の都合で若干のブレはある。
神経質で心配性かと思えば、ちょっとしたことでハッピーになれるあたりですね。
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