第140回芥川賞・直木賞の候補作発表
〈芥川龍之介賞 候補作品〉
- 鹿島田真希『女の庭』(文芸秋号)
- 墨谷渉『潰玉(かいぎょく)』(文学界12月号)
- 田中慎弥『神様のいない日本シリーズ』(文学界10月号)
- 津村記久子『ポトスライムの舟』(群像11月号)
- 山崎ナオコーラ『手』(文学界12月号)
- 吉原清隆『不正な処理』(すばる12月号)
〈直木三十五賞 候補作品〉
- 恩田陸『きのうの世界』(講談社)
- 北重人『汐のなごり』(徳間書店)
- 天童荒太『悼む人』(文芸春秋)
- 葉室麟『いのちなりけり』(文芸春秋)
- 道尾秀介『カラスの親指』(講談社)
- 山本兼一『利休にたずねよ』(PHP研究所)
個人的には、山崎ナオコーラと恩田陸に取ってもらって、ここ近年続いている両賞とも女性という流れを続けてみるのも良いかもね。芥川賞の方はよく解らないけど、直木賞の方は実力的に言って天童荒太あたりが本命かも。