2009-01-05から1日間の記事一覧

読み物としても結構面白い 「ちょっとしたものの言い方」

★★★☆☆フォーマルな「ものの言い方」は言葉のやりとりの「一種のゲーム」で、ちゃんとルールがあります。この本をぱらぱら眺めてみれば、「なんだ、こう言えばいいのか」と目のまえがきっと明るくなると思います。いま、その人の知性・家柄・ステイタスはちょ…

読売新聞「本よみうり堂」読書委員が選ぶ2008年の三冊

この本にしびれました!という作品を、読書委員を担当されていた方々が紹介してくれる企画らしい。とりあえず、僕が知ってる方だけ紹介してみたいと思う。 綿矢りさ 〈1〉角田光代著『福袋』(河出書房新社) 〈2〉トルーマン・カポーティ著『ティファニー…

第140回芥川賞・直木賞の候補作発表

〈芥川龍之介賞 候補作品〉 鹿島田真希『女の庭』(文芸秋号) 墨谷渉『潰玉(かいぎょく)』(文学界12月号) 田中慎弥『神様のいない日本シリーズ』(文学界10月号) 津村記久子『ポトスライムの舟』(群像11月号) 山崎ナオコーラ『手』(文学界12…