読み物としても結構面白い 「ちょっとしたものの言い方」

ちょっとしたものの言い方 (講談社プラスアルファ文庫) ★★★☆☆

フォーマルな「ものの言い方」は言葉のやりとりの「一種のゲーム」で、ちゃんとルールがあります。この本をぱらぱら眺めてみれば、「なんだ、こう言えばいいのか」と目のまえがきっと明るくなると思います。いま、その人の知性・家柄・ステイタスはちょっとした「口のきき方」から。本書が示す実用的な1000の定型をさっそくに活用して下さい。


もし、次のどれかに思い当たることがあれば、この本は役立つとのこと。

  • 友達とは、おしゃべりなくせに、初めての人や年上の人と話すとなるとどうしていいかわからない。
  • あらたまった席に出るのが少し恐い。
  • とっさの挨拶ができず、つい、にやにやぐずぐずしてしまい、われながらいつまでも子供でもあるまいにと歯がゆい。
  • 断るのが苦手で、ついつい、嫌なことを引き受けてしまい後悔する。
  • 人との応対がギクシャクしているように感じ、とても疲れる。
  • 謝ったつもりが、どういうわけか気持ちが通じないでそっけなくされる。
  • 話に割り込めないで、おいてきぼりにされてしまう。
  • もう少し要領よく話せないかといわれたことがある。
  • 会議で話す番がくると、うまくしゃべれるか不安で、とても緊張する。


うん、結構僕は当てはまるなぁww むしろこの項目に全く当てはまらないって人がいたら会ってみたい。それから、弟子にしてもらいたいくらいだわ。


本書は様々なケースに合わせて「ものの言い方」を教えてくれてるので、結構使えそう。電話でのケースだけでも50くらいは載ってるので、なるほど〜と思うことが多かった。細かすぎるくらい細かいので、逆に結構笑えてくる。解説も文章にユーモアがあって楽しいし。割と暇つぶしにぱらぱらめくるのに適してるかもね。会社のデスクに置いておくのにもオススメ。


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