東アジアの100冊、日本のラインナップ

このラインナップって人文書中心だったんだね。



東アジアの100冊:読書共同体を 編集者らが人文書選定、5カ国・地域で翻訳出版へ
http://mainichi.jp/select/world/news/20091119dde018040028000c.html

東アジアに読書共同体を作ろうという民間の国際プロジェクトが動き出した。編集者らが組織する「東アジア出版人会議」(金彦鍋会長)が韓国・全州市での大会で発表した「東アジアの100冊」がその第一歩。日本、中国、韓国、台湾、香港の五つの国・地域の編集者らが人文書を選び、来春にはそれぞれの国・地域で解説書を出版、その先の翻訳へとつなげる。

◇主な東アジアの100冊
 ※書名、著者名の順、敬称略

 <日本>=全26点

南北朝の動乱(佐藤進一)

講義録丸山真男

共同幻想論吉本隆明

苦海浄土石牟礼道子

日本の古代国家石母田正

都市政策を考える松下圭一

世界の共同主観的存在構造廣松渉

自動車の社会的費用宇沢弘文

文化と両義性山口昌男

影の現象学河合隼雄

狩猟と遊牧の世界梅棹忠夫

無縁・公界・楽網野善彦

古典の影西郷信綱

万葉集抜書佐竹昭広

戦時期日本の精神史鶴見俊輔

精神史的考察藤田省三

都市空間のなかの文学前田愛

分裂病と人類中井久夫

意識と本質井筒俊彦

字統白川静

全体を見る眼と歴史家たち(二宮宏之)

天皇の肖像多木浩二

自然の慈悲伊谷純一郎

天皇の逝く国で(ノーマ・フィールド)

小さなものの諸形態市村弘正

精神史林達夫

日本の歴史〈9〉南北朝の動乱 (中公文庫)丸山眞男講義録 (第1冊)共同幻想論 (角川文庫ソフィア)苦海浄土―わが水俣病 (講談社文庫)日本の古代国家 (岩波モダンクラシックス)世界の共同主観的存在構造 (講談社学術文庫 (998))自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 890)文化と両義性 (岩波現代文庫)
影の現象学 (講談社学術文庫)狩猟と遊牧の世界 (講談社学術文庫 24)無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 (平凡社ライブラリー (150))古典の影―学問の危機について (平凡社ライブラリー)万葉集抜書 (岩波現代文庫)戦時期日本の精神史―1931‐1945年 (岩波現代文庫)精神史的考察 (平凡社ライブラリー)都市空間のなかの文学 (ちくま学芸文庫)
分裂病と人類 (UP選書 221)意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫)新訂 字統全体を見る眼と歴史家たち (平凡社ライブラリー)天皇の肖像 (岩波現代文庫)自然の慈悲天皇の逝く国で増補 小さなものの諸形態 精神史覚え書 (平凡社ライブラリー)林達夫セレクション〈3〉精神史 (平凡社ライブラリー)


一応、日本の書籍だけ引用してみたけど、やはり読んだことないものばかりだった…。どうも台湾側から「次は文学の100冊」をという提案があったみたいなので、僕もそちらを期待したいです。


それにしても、やっぱり岩波系が多いですな。



→月別よく読まれた記事ランキング
→Twitterで更新情報を配信しています
→Facebookで更新情報を配信しています