第142回芥川賞・直木賞の受賞作決定

決まった模様です。



直木賞に白石、佐々木さん 芥川賞は該当作なし
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20100114/Kyodo_OT_CO2010011401000859.html

第142回芥川、直木賞日本文学振興会主催)の選考会が14日、東京・築地の料亭で開かれ、直木賞白石一文さん(51)の「ほかならぬ人へ」と佐々木譲さん(59)の「廃墟に乞う」が決まった。芥川賞は該当作なし。同賞が決まらなかったのは99年の第121回以来。白石さんは福岡県生まれ。父親の故白石一郎さんも直木賞作家で、同賞初の親子受賞。佐々木さんは北海道生まれ。警察小説などでベストセラーも多い。


直木賞で宮城谷選考委員が講評「2作は決選投票で同数票」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000626-san-soci

まず初回の投票で、辻村深月さん『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』、葉室麟(りん)さん『花や散るらん』が脱落。2回目の投票で道尾秀介さん『球体の蛇』、3回目では池井戸潤さん『鉄の骨』が外れた。残った2作で決選投票が行われ、まったく同じ点数だったため同時受賞となった

芥川龍之介賞

  • 該当作なし

直木三十五賞


廃墟に乞う ほかならぬ人へ



いやぁ〜まさかの芥川賞該当作なしという結果に。以下のような理由みたいです。


直木賞佐々木譲氏、父子受賞の白石一文
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20100114bk03.htm

芥川賞の該当作なしの理由について、選考委員の池澤夏樹さんは「小説を書くことが前提になっていて、どうしてもそれを書きたいという愛が作品に感じられなかった」と語った。


「どうしてもそれを書きたいという愛」というものは皆さん当然持っていたと思うんだけど、それを文章で表すとなるとさすがにプロでも難しいということか…。



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