紳士風の男「100ドルほど貸して欲しいんだが」


イギリス紳士のユーモア (講談社学術文庫)



677 :仕様書無しさん:2011/10/01(土) 04:09:27.10 ID:?
  ある紳士風の男が銀行にやってきて言った。
  「100ドルほど貸して欲しいんだが」
  「100ドル、でございますか?」
  応答した行員は男を一瞥してから言った。
  「100ドルという少額のご融資ですが、初めてのお客様でございますし、
  何か担保をお預かりすることになりますが、よろしゅうございますか?」
  すると紳士は、少し考えてから言った。
  「そうだな、僕のロールスロイスなんてどうだろう?」
  「ロールスロイス!でございますか?」
  「ああ、いま駐車場に停めてあるから一緒に見に行こう」
  行員が半信半疑のまま紳士に同行すると、駐車場には最新型の
  ロールスロイスが停めてあった。行員は驚いて紳士に言った。
  「あの....お客様、このお車でしたら30万ドルはご融資可能ですが」
  「いや、100ドルでいいんだ」
  紳士はそういうと、手続きを済ませ、車のキーと交換に100ドルを受け取って
  銀行を出て行った。行員はロールスロイスを重役専用のガレージへ移動させ、
  厳重な監視の下に保管した。
  6週間後、紳士が再び銀行を訪れた。紳士は100ドルと利息3ドルを支払い、
  キーを受け取ると、帰り際に微笑んで言った。
  「6週間の旅行は最高だったよ」


678 :仕様書無しさん:2011/10/01(土) 06:16:00.72 ID:?

どういう意味?


679 :仕様書無しさん:2011/10/01(土) 06:24:34.40 ID:?
>>678
警備がしっかりした銀行の駐車場を3ドル/6週間で借りたという話。
 

680 :仕様書無しさん:2011/10/01(土) 07:56:52.72 ID:?
はぁ〜
なるほどな
頭良いな


682 :仕様書無しさん:2011/10/01(土) 09:00:19.18 ID:?
>>678
金持ちがそんなことをするはずが・・・
という盲点だな

でもしてみたい






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