『ドラゴンボール』でのタイムトラベルはパラレルワールド方式


DRAGON BALL 32 (ジャンプ・コミックス)


948 :愛蔵版名無しさん2012/04/03(火) 18:38:38.45 ID:???
ドラゴンボールでのタイムトラベルはパラレルワールド方式。
歴史への介入が行われるたびに分岐するから、行き先が過去か未来を問わず行われるたびに世界が分岐する。
作中では5つのタイムトラベルが描かれるから、最低でも2の5乗=32通りの世界を作った。

(1)トランクスが3年後の危機を警告するため
(2)↑の帰還
(3)トランクスが人造人間戦に参加するため
(4)↑の帰還
(5A)セルが17号と18号を吸収するため
(5B)トランクスがセルを含めた人造人間を倒せた報告をするため

介入される順番は(5A)→(1)→(3)→(5B)→(2)→(4)。
なぜ5Aのトランクスが人造人間出現の4年前に設定したのか理解できないが、セルがそう言ってるのでそういうことにする。

まずは(5A)の介入が行われた・行われないことで「全て」の世界が2通りに分かれる(「全て」の意味は後述)。
セルが来た世界と来ない世界。
次は(1)の介入が行われた・行われないことで「全て」の世界が2通りに分かれる。
悟空が病死した世界としない世界。
以下同様。

セルの出身世界では(1)の介入を受けていたが、皆は17号と18号に敗北している。
しかしその世界から(3)をしたトランクスは17号18号を倒せている。
つまり17号と18号を倒せる条件は(1)と(3)の介入を受けることが必須(その世界ではタイムマシンが作られない)。




949 :愛蔵版名無しさん2012/04/03(火) 18:41:25.25 ID:???
重要なことは歴史介入する側から見れば前後関係があるように見えるが、歴史介入される側からは前後関係はないこと。
どういうことかというと、(1)と(3)に介入され17号と18号を倒せた世界でも(2)が介入してくることがある。
つまり悟空がウーブを連れて旅立ったのと同じ頃に、過去へ警告をし終えたトランクスが帰ってくる世界もある。

本編で描かれてたのは(5A)と(1)と(3)の3つの介入を受けた世界。
逆にタイムトラベルは行ってないので、他の世界へ一度も介入はしてない。
未来トランクスの世界は(2)と(4)の介入を受けた世界。
他の世界へは(1)(2)(3)(4)(5B)の介入を行ってる。
セルの出身世界は(1)と(2)と(4)の介入を受けた世界。
他の世界へは(1)(2)(3)(4)(5A)の介入を行ってる。

本編で描かれているのがそれらというだけなので、他の世界では
タイムトラベルがもっと行われてもっと分岐してる可能性はあり得る。

いかなる介入も受けない正史は、
「トランクスが警告へ行ったまま帰ってこず、やがてセルが生まれ17号と18号を吸収する世界」。

ブルマが全分岐させるタイムトラベルを許容するほど馬鹿とは思えないが(トランクスが警告へ行ったまま帰ってこない世界も作られる)、
一度認識した世界にはピンポイントで介入できるタイムマシンを作った…と考えたいものの、本編で描かれてるような世界
つまり未来からセルが介入した世界へ「そのタイムトラベルが行われる前から認識して」介入することはできなくなるので矛盾する。







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